〈自然保護委員会〉裏高尾 木下沢で春の蝶の観察会
日時:5月14日(木)
観察会参加者:河野、岩井、小河、岡田、高木、松川(信)、村上、横関、吉田(博)、
久保田賢次(日本山岳会理事)、石塚 (11名)
報告:
「春のチョウ観察会」を5月14日(木)に裏高尾の木下沢で行った。前年と1日ちがいの同時期に実施したが、当日の天気が曇りで午後から雨が予報されていたことや、今年の天候の微妙なちがいなどで、昨年と比べると、観察できたチョウの種類や個体数は前年の3分の2ぐらいと大幅減少となった。
この時期、昨年見ることができた、優雅なウスバシロチョウや美しいミヤマカラスアゲハを見ることができなかったのは残念。また、オナガアゲハ、ジャコウアゲハ、カラスアゲハなどは、飛んでいるのだが、ウツギ類の花がすでに終わりかかっていたことや、スイカズラが伐採されてなくなっていて、これらの花に吸蜜する姿をじっくり観察することができなかった。
1週間前の下見ではウスバシロチョウ、アオバセセリなどが見られたのが、1週間のちがいで見られなくなったのは、当日の天気だけでなく、今年は、開花が1週間以上早まり、蝶の出るのも早くなったのかと思われるが、本当の原因はわからない。2025年の酷暑が蝶にも、蝶の食草、吸蜜する植物の開花時期や花の多少にも大きな影響を与えたのではないかと想像できる。
そんな中でも、木下沢林道の沢沿いで、マルバウツギに吸蜜するアサギマダラを長時間、じっくり観察できたこと、高尾の森ベースにある満開のハクウンボクの花に集まるオナガアゲハに混じってカラスアゲハを、そして、木下沢梅林入口近くのマルバウツギでアオスジアゲハを近くで観察することができたことなどは、ふだん近くで見ることが少ないメンバーにとってはよかった。
また、今年も、木下沢梅林の手前の空き地でカラムシの葉を巻いた中に、アカタテハの幼虫(2−3齢)を観察することができたこともよかった。今後、さらに、食草や幼虫、蛹の観察などを通して、蝶の生態についても関心を向けると、より楽しい観察会になる。
観察できたチョウの11種類と個体数:
モンキアゲハ 1、オナガアゲハ 10 、ジャコウアゲハ 1 、カラスアゲハ 2 、アオスジアゲハ 2、
スジグロシロチョウ 3、モンシロチョウ 2、テングチョウ 2、アサギマダラ 3、コミスジ 2、
ダイミョウセセリ 1。

① 高尾の森づくりのベースで参加者全員
②アサギマダラ
③アオスジアゲハ
(報告・写真 石塚)




