報告)2026年度支部総会開催される

6月6日、前年同様にオープンイノベーションフィールド多摩・国分寺館において、2026年度通常総会が開催された。出席者46名(会場報告時は45名、1名遅参)、書面議決権行使41名、委任状提出87名の計174名が参加し、有効会員総数235名に対し定足充足率74%で総会は成立した。

開会にあたり野口支部長は、多くの会員が様々な活動に参加していることへの感謝を述べた。特に人気の高い初級登山教室は新規会員獲得のツールとして有効であり、卒業生を対象に懇親山行を実施し、入会促進に努めていることの紹介があった。中級教室も第3期は9名の卒業生を輩出し、会員の技術のレベルアップが進んでいることも伝えられた。


今年度の総会の参加人数の確認後、第1号議案として近藤事務局長より2025年度の事業報告がなされた。自分たちのフィールドである奥多摩や高尾山周辺はインバウンド客を含めた多くの登山者でにぎわっているが、環境の変化により生態系が大きく変わりつつあり、鹿や熊の被害がこれまでの常識では対応できない状態になってきている実態が伝えられた。また「多摩百山」の知名度が上がり、登山アプリでも紹介されるなど、支部の活動が広く認知されてきているという話題も共有された。
第2号議案では太田財務担当幹事より2025年度収支決算について、各委員会の支出削減努力によって、25万円程度の繰越金が発生したことが報告された。小尾監事より監査報告がなされ、会計処理と幹事業務の執行が適正である旨が伝えられ、荒川監事も賛同した。
第3号議案では2026年度事業計画案が提示され、山行計画、自然保護活動、安全講習、奥多摩BC運営、会員交流、広報など多岐にわたる活動予定が共有された。会場からはサテライトサロン(吉祥寺)の報告や予定が含まれていないが、今後も行ってよいのかの確認があり、幹事からはぜひ周知の範囲を広げ、大々的に行って頂きたいと回答があった。
第4号議案では太田幹事より2026年度予算について、前年度予算より36万2千円減の収支同額予算案の説明がされた。
第5号議案では役員人事が発表され、新任幹事に小原氏と田所氏、新任監事に小野寺氏が就任した。それに伴い中村幹事、小尾監事が退任し、新たに評議員に就任した。坂井評議員が退任した。

新任の小原幹事

新任の田所幹事

新任の小野寺監事

全ての議案は賛成多数で可決され、続いて前年度総会で幹事会持ち帰り事項となっていた名簿の発行と積立金の取り扱いについて報告がなされた。名簿に関しては、辻幹事より、幹事会で議論が行われ、全会員に掲載有無の確認を行う煩雑さやコスト面を踏まえ、発行しないと決定したことが伝えらえた。必要な連絡は、問合せ先一覧表を参照頂くか、総務委員会に問い合わせて頂くことで対応していく趣旨が伝えられ、会員の理解を求めた。続いて太田幹事より積立金規程に関して、目標額150万円を明示し、積立計画の中止、並びに金額や期間の変更には総会決議を要する、と改定されたことの説明があった。
報告事項の質疑応答では、積立金目標額が150万円となった背景について質問があり、太田幹事より購入と賃借の両方を検討し、購入は金額、制度両面で実現が難しく、賃借の具体例をもとに、幹事会で妥当と考えた金額である旨が説明された。その他には、年度末の会員数は支部史を振り返る際に重要な数字となるため注意してまとめて欲しいという意見や、近年の会報は読み物としての質が向上している、といった意見交換があった。
活発な議論の末、議長が閉会を宣言し、新任幹事の挨拶があり、総会は終了した。

総務委員会では、近年の支部の財務状況を勘案し、総会開催にあたって実施した費用削減の取り組みをご紹介したい。紙の資料の郵送費は約200円、返信用のハガキは1枚85円。1通あたりは数百円のことだが、275名の全会員向けとなると大きな費用となる。そこで、紙資料のやり取りを省略し、PDF版をE-mailで送付、議決権の行使もハガキではなく、電子フォームを使って頂ける会員をホームページ上で募集した。42名の会員の方から申込みがあり、1万円以上、郵送費の1割超の節約となった。この取り組みにご協力頂いた多くの会員の方にこの場を借りて感謝申し上げると共に、時代の流れを鑑み今後増やしていければと考えている。もしその他にアイディアがあればぜひ総務委員会にお知らせ頂きたい。
最後に、会員総数の半数以上の回答がないと総会が成立しないことから、総務委員は毎年、十分な回答が集まるのかと気をもんでいる。今年は前年以上に回答が集まったが、それでも返信の無い会員が1/4に上る計算となる。たかが一票、されど一票。案内が届いたら、その年の報告と次年度の計画に目を通し、一票を投じて頂きたい。票を集計する側としては、備考欄に近況のお知らせや、ねぎらいの言葉などをくださる回答を見て心が癒されている。そのような温かいコミュニケーションのツールとしての機能ももっと活用できればと思う。

以上(総務委員会・齊藤葵  写真:村岡庸こ、曾木はま子、齊藤葵)

新任の田所幹事

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