報告)登山教室8期 補修山行 上高地「岳沢山行」

―好天に転じた岳沢小屋からの眺望を目に焼きつけ―

 

日 時

2022年6月18日(土)~6月19日(日)

 

天 候

1日目/曇り、夜間少雨

2日目/霧のち晴れ、午後少雨

 

参加者

14名/L齊藤、SL佐藤、スタッフ/清水、西山、鬼村

補講生、浅野、片野、白川、高田、野村、平野、古谷、宮崎、吉田

 

行 程

1日目/7:20立川出発→波田で買い物→12:20山研13:30~散策

~14:45明神館~16:30山研着 18:00夕食(懇談) 21:00就寝

2日目/5:00朝食・片付け6:05山研発~9:20岳沢小屋9:50~12:25山研

13:00~13:20上高地温泉ホテル入浴~14:30山研~上高地BT15:15発

→20:35立川北口解散

 

記 録

登山教室PTからの依頼で補修山行を山行委員会で実施する事となった。その第2  回目の上高地「山研」を利用する宿泊山行。8期卒業生の新会員は、コロナ渦で山行が中止ばかりであった為今回の初の宿泊山行・2,000m越え岳沢小屋山行を楽しみにしていた。天候予測は、梅雨前線の動きに左右され直前まで期待できなかったのだが、気象係からの好天に変更している朗報連絡。焼岳の火山レベルも気になる中決行を決断した。

◇1日目◇立川北口でマイクロバスに乗り込む。定刻を少し遅れたが、高速の渋滞も殆どなく、波田駅前のスーパーで食材を買出し、12時過ぎ上高地BTに到着。河童橋辺りは、観光客で賑わっていた。曇天の穂高の景色に引き込まれながら山研に到着。山研、世話人の山田さんが暖かく迎えてくださった。昼食を済ませ、散策に出発。軽身で五千尺ホテル前から明神方向へ。途中「花大好き」会員の写真撮影にときに行動が分かれるがこの時期ならではの数多き珍しい高山植物を満喫。花の名前を連呼しながら明神館前で一息。明神橋を渡り穂高神社奥宮を参拝。神々しい雰囲気の中、明神池に映り込む明神岳が素晴らしい。散策路を進むと六百山の展望地。雲が切れ始め、明日の天気は期待出来そうである。岳沢への登山口を確認し山研に戻る。スタッフ考案のカツカレーとサラダを夕食に、山の話で盛り上がるが~明日は早い。21時頃、山研の暖かい寝具に包まれ就寝した。

◇2日目◇朝食の準備と部屋の片付けを手際良く済ませ5:00に朝食。天候は、朝霧が上がりはじめ青空も見える。山研前で準備体操を済ませ予定時刻に出発。やや寝不足の様子も伺えるが、清水SLを先頭に一団で登り始める。風穴辺りまでは木道もある樹林帯。新緑の黄緑に気も上がる。1800m付近からは、ゴロゴロの岳沢を横目に岩の多い登山道を進む。次第に西穂岳方面の稜線の雲が取れ息を呑む。日差しが強くなり休憩もこまめに。サンカヨウ・オオバキスミレに感動した後、岳沢の岩場を通過し、岳沢小屋に到着した。小屋のテラスで暫く眺望を堪能。乗鞍は上部が雲に隠れているものの焼岳や霞沢の景色を目に焼きつけ、各々写真撮影と持参した行動食で休憩した。予定時刻より少し早めに下山開始、下りの岩場は要注意。使い慣れないダブルストックにチャレンジする参加者も慎重にゆっくりと、時折眼下の梓川を眺めながら無事山研に到着した。山研から入浴場所の上高地温泉ホテルへは、少し距離があったが途中ウエストン碑で記念撮影し、源泉かけ流し温泉で気持ち良く汗を流した。山研で荷を引上げ上高地BTから帰京した。立川へ到着した参加者は、2日間の疲れもあるものの山仲間と行く山行の楽しさと上高地の情景に感動し大満足した様子で家路を急いだ。      (文/齊藤、写真/佐藤、西山、齊藤)

 

感 想

念願の上高地岳沢補修山行に参加させて頂きました。山の事を色々教えて頂き、美味しい料理や手作りフィナンシェまでご馳走になり有難うございました。花も教わり52種類の植物も見られ、楽しい仲間(8期)とも過ごせて大満足の2日間でした。

(野村雅子)

コロナ禍で、予定された三回の宿泊山行を経験しないまま教室を修了したので、心待ちにした山行でした。岳沢への登山では、花を見つけ歩いて行くうちに次第にガスがとれ、青空の下、稜線がはっきりと見えた時は感動でした。素晴らしい景色にまた来るぞと、心に誓いました。カレーライス、すいか、手作りフィナンシェ、管理人さんのおにぎり等々、美味しい思い出も沢山ありました。本当に素晴らしい二日間でした。委員、スタッフ、メンバー全ての方に感謝の二日間でした。ありがとうございました。

(髙田亨子)

明神館前

明神館前

6時出発

6時出発

岩場の登り

岩場の登り

岳沢渡渉

岳沢渡渉

 

ウェストン碑前の8期生

ウェストン碑前の8期生

岳沢小屋

岳沢小屋

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