報告)初級7期会員「雲取山」山行

日時

2022年10月9日(日)~10日(月・祝)

天候

1日目/曇り後小雨、2日目/小雨のち曇り

参加者

11名/(スタッフ)佐藤、中尾、山本、(初級7期会員)近藤、高岡、小林、川合、菅野(玲)、

皆川、菅野(浅)、菅野(丈)

行程

1日目/西武秩父駅(バス)8:30発=三峯神社10:15発→霧藻ヶ峰12:10着→お清平→白岩小屋15:00着→大ダワ→雲取山荘17:20着(泊)

2日目/雲取山荘6:45発→雲取山山頂7:25着→避難小屋(休憩)→小雲取山8:45着→七ツ石小屋10:10着・10:30発→堂所11:30着→小袖13:00着→駐車場13:30着→鴨沢BS 13:50着

記録

◇1日目 小雨との予報はあったが、雲取山にかける7期修了会員の意気込みは熱く、一人の脱落もなく全員が集合した。三峯神社登山口で準備を整え、山本Lを先頭に出発。奥宮のある妙法ヶ岳を訪ねる観光客は多いが、雲取山に向かう登山者はいない。炭焼釜跡を過ぎなだらかな登りが終わり、地蔵峠に登ると直ぐに日本山岳会名誉会員であった秩父宮様と奥様のレリーフがある。霧藻ヶ峰の休憩所でランチタイムとした。日本山岳会に知人の多い休憩所のご主人と記念撮影。歓迎と激励の歌声を披露していただき山頂を目指す。お清平を過ぎ前白岩山の肩で休憩。荒廃した白岩小屋を通過し白岩山への登りにかかるところで、雨が降り出し、同時にメンバーの筋肉の疲労でザックの荷を分散する。白岩山の標高は1900mを超えており、今日の最高到達地点。ここから芋ノ木ドッケを過ぎ大ダワまで200mほど標高を下げる。大ダワから150m程登り返すと薄暗くなってきた先に、灯りを点したテントが数張り見えてきた。雲取山荘の部屋には暖房の入った炬燵が用意されていたが、暖まる暇もなく直ぐに夕食。悪天候の予報のためか、食堂に集まった登山者は20数名と少ない。多摩支部のメンバーは、寒いと言いながらも皆さん缶ビールを手にしており、明日の登頂を願って乾杯した。夕食後は部屋に集まり、差し入れのワインとおつまみをいただきながら、明日の予定やこれから登りたい山の話などで時が過ぎていった。

◇2日目 天候の回復が予報より遅れているため、出発の時刻をずらして山荘を出発。今日の先頭は中尾L。山頂はガスの中で眺望がないため記念撮影のみで下山。トイレ休憩を兼ねて立ち寄った山頂避難小屋にも登山者はおらず、今日は他の登山者に出会っていない。霧雨程度の弱い雨が降ったり止んだりで、風は時折強く吹くが、樹林に遮られ歩行に支障はない。七ッ石小屋まで下りてトイレ休憩。雨はほとんど気にならない程度。緩やかな下りは、なかなか標高が下がらず、下山の時間が長く感じられる。堂所を過ぎいつしか雨は上がり薄日が射してきた。小袖登山口からは近道を使い20分ほどで鴨沢BSへ着いた。

(文/佐藤、写真/佐藤、山本)

【参加者の感想】

・登山教室修了式を実施するはずだった「雲取山」。私たち7期生は、「いつか登りたい」という思いを抱いていました。そんな夢だった山行が、現実となりました。秩父三峰神社の分岐から1歩1歩登っていきましたが、個人的には荷物が重く、また標高が上がるに従いどんどん気温も下がり、今までにない「内もものつり?筋の痛み」を経験しました。皆さんに荷物を分けて持っていただき、ゆっくり歩いてくださったお陰で、日が落ちるぎりぎりで雲取山荘に到着できました。夕飯後、部屋に集まり11人が1つの炬燵に足を突っ込み、山のお話を聞けたのもとても素敵な時間でした。

2日目は、朝から雨でしたが雲取山頂を目指し、ついに登頂を果たし、皆で喜び合いました。下山の道はとっても長かったですが、足が疲れているのでゆっくりと滑らないよう慎重に下りました。「鴨沢バス停」に到着した時は、今までで1番の「達成感」を感じました。スタッフの皆さま、そして7期生の仲間に心から感謝です。有り難うございました。【菅野玲子】

三峯神社を出発、なだらかな登りが続く

霧藻ヶ峰休憩所 ご主人が歌で歓迎してくれました

霧雨の中、雲取山荘を出発

 

雲取山山頂で

下界はこんなに晴れていました

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