報告)6月定例山行「伊豆ヶ岳」

〜奥武蔵のロングコースを楽しむ〜

【日時】

2024年6月15日(土)

 

【天候】

晴れ

 

【参加者】

8名/今中、小澤、L鎌塚、小林(美)、高田、中山、西村、SL山本

 

【行程】

正丸駅8:45→正丸峠分岐9:15→正丸峠9:50→長岩峠10:20→伊豆ヶ岳10:55着11:10発→高畑山12:10着12:40発→天目指峠13:30着13:55発→子の権現15:00着15:10発→西吾野駅16:30着

 

【記録】

梅雨入りの予報は大きく外れ、のどかな青空の下、自己紹介をして駅を出発。日中、麓では最高気温30度との予報。斜めの不思議な形状の階段を降り、しばらく沢沿いの車道を進む。登山道に入ってからも緩やかな登りが続くがとにかく暑い。沢の音からかろうじて涼をとる。正丸峠に近付くにつれ爽やかな風が吹き始める。男坂と女坂の分岐に到着。男坂を難なく通過できる参加者もおられたが、今回は安全第一ということで巻き道を行かせていただいた。伊豆ヶ岳山頂には予定よりも30分ほど早く到着。4月の下見の時よりも木々の葉が茂っていて眺望はあまりよくなかった。岩の一面にひっそりと人の顔のレリーフがある。昔ここには茶屋があり、そこの人気者のおばあさんであったとのこと。伊豆ヶ岳を過ぎてからは急な下りとアップダウンも出てくる。高畑山は貸切りの状態だったので、ゆっくりと昼食をとれた。気温は26度。木陰とそよ風のおかげでさらに居心地の良い空間となってしまった。重い腰を上げ幾度も現れるアップダウンに向かう。低山ながらも累積標高は1028mある。途中、スズメバチの巣注意が2箇所あり。気付かずに通過してしまう人が多いという愛宕山の展望台からは秩父の山々のパノラマが一望できた。子の権現では足の安全と健康を願う。そこからは緩やかな下りとなりのんびりと駅に向かう。急な気温上昇で体が暑さに慣れていない中、低山のロングコースということで熱中症が心配であったが、ご参加の皆さんの万全な対策のおかげで無事に下山することができた。(文、写真/鎌塚)

 

【感想】

梅雨時六月の山行ではあるが、お天気に恵まれて正丸駅を出発した。登り始めは渓流があり、水音を聞きながら足取りも軽く、幸先の良いスタートである。しかし、次第に気温が上昇し斜面もきつくなり苦しい時間である。やっとの思いで尾根に出ると、頑張ったね。と言っているかのような心地よい風が吹き、疲れが飛んでいく。アップダウンを繰り返す今回のロングコースでは何度、この心地よい風に救われた事か。子の権現の手前、ルートをほんの少し入ると奥武蔵の山々が見渡せる素晴らしい所があった。山の名前にとても詳しい方がいて、端から端まで山の名前を教えて下り、みなさん真剣に聞いていた。登って来た山々を振り返り、これから登ってみたい山々に思いを馳せる。幸せな時間でした。健脚ぞろいで、ついていけるか不安であったが、膝痛もなく無事に降りてこられたのは少し自信になった。足の神様のおかげでしょうか。(高田)
アップダウンを繰り返す、意外に歩きごたえのある縦走でした。時折り吹く涼やかな風、仲間とのお喋りに力を沢山いただきました。子の権現手前で、今日歩いてきた山々や秩父の山並みがドーンと目に入った時、達成感、充実感でいっぱいに!季節を変えて登山するのもいいなぁ等と考えながら家路につきました。カレーパンも良い想い出です。皆様ありがとうございました!(中山)
少人数で事故無くサクサクと順調に進み、全員の方とお話も出来ましたし、私にしては珍しく下山後筋肉痛も無く何かすごくスッキリした爽快感残る山行となりました。(小澤)

伊豆ヶ岳山頂

 

繰り返し現れる後半のアップダウン

秩父の山々。吾妻山近くの展望台より

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