支部会員の金（こん）邦夫さまが３月２３日に急逝されました。金さまは長年にわたり
奥多摩の山岳救助隊で救助活動に従事、活躍され、警視庁長官賞や警視総監賞など多くの賞をうけられました。著書に「奥多摩登山考」、「金副隊長の山岳救助隊日誌」、「すぐそこにある遭難事故」など多数。講演を聞かれた会員も多いでしょう。東京多摩支部会員で、評議員を務められました。天皇陛下の奥多摩のガイド役で、温厚な笑顔をされていられました。享年７６。合掌。
ご葬儀は以下のようです。
お通夜 ３月２８日（木）１８時から
告別式 ３月２９日（金）１２時から
場所 「セレモア立川会館、白峯殿
（多摩モノレール「泉体育館駅）下車徒歩８分）
（追記）石井氏から頂いた追悼文を掲載させていただきます
金邦夫さんを偲んで
元青梅警察署山岳救助副隊長の金邦夫さん（№14160）が3月23日ご逝去された。金(こん)さんは警視庁の山岳救助活動一筋、特に奥多摩交番には19年間在職し山岳救助隊を指揮して数多くの遭難救助に尽力された。その功績で警視総監賞など多くを受賞し、定年退職後も山岳指導員として救助隊を指導。2013年に退任後は、講演会、執筆活動、皇族の方々の山へのご案内などで活躍されていた。支部の登山教室などで迫力ある講演を聞かれた人が多いと思う。私は奥多摩レンジャー活動を通じて約20年の付き合い。お酒大好き、東北人らしくシャイで真面目な人柄、絵画や俳句も素人離れ、沢山の金さんファンが存在していた。２月末に体調悪いとの連絡があったが、まさかの心筋梗塞で急逝とは。享年76。奥多摩の巨星が逝ってしまい、寂しい限り。ご冥福をお祈りする。
