報告)日本の山岳古道120選 国東半島峯道ロングトレイルに参加  松本賀都子

日本山岳会山岳古道調査PT主催で、国東半島峯道ロングトレイルが4月第4週に開催された。多摩支部から4名(鎌塚、川瀬、中原、松本(賀))が参加し、近藤、永田、松本(博)の3 名がスタッフとして裏方を担った。

4月25日は朝8時、ホテルベイグランド国東をバスで出発。車内で、東九州支部の安東支部長から六郷満山と呼ばれる国東半島独自の宗教文化のお話を伺う。また半島全体が円に近い形をしているのは、両子山(721m)を中心とした両子火山群の噴火により、溶岩が同心円状の等高線を持って広がっていったからだというお話も興味深かった。中山仙境の登山口で、東九州支部の方々と合流。尾根道は絶景の連続でスリル満点だった。「悪人は落ちる」と伝わる無明橋を渡るときのスリル感は格別だった。下山後、霊仙寺・実相院・六所宮に立ち寄ってから、バスで移動して尻付岩屋から大不動岩屋の往復し、再びバスで旧千燈寺跡と五辻不動を巡った。

26日は無動寺、天念寺、川中不動、長安寺(シャクナゲが満開)をバスで回ってから両子寺を各自のペースで登山し、山頂にて集合写真撮った。下山後、六郷満山総寺院である両子寺にて「登山安全祈願」をしていただいた。

夜、宴会場に約80名が一堂に会して懇親会が開催された。

 

27日は、私はホテル近くの海岸を散歩し、海から昇る朝日を浴びた。昇る朝日を見ていて「あっ、光がわたしに注がれている!」と気づき嬉しくなった。世界中の誰でもない、海辺にたたずむたった一人のわたしに向かって光が注がれている。生まれてからずっと、これからもずっと。古くからの山岳信仰と宇佐神宮を中心とする八幡信仰、さらに天台系修験とが融合した国東特有の神仏習合の世界と触れ合ったせいで、そのようなことを思ったのだろうか。朝食後、各自帰路についた。

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