第160回(2023年12月)幹事会議事録

日時:2023年12月19日(火) 18:30~20:30

会場:武蔵野プレイス

出席:野口いづみ(支部長)、近藤雅幸(副支部長・事務局長・幹事長・ICT・総務)、柏木充(財務)、村岡庸こ(会報)、石橋學(山行)、川瀬恵一(安全)、河野悠二(自然保護・登山教室・野火止)、

中村敦子(奥多摩BC)、石井秀典(山岳古道)、岡田陽子、清水茂美、富永真由美、西山さより

(監事)竹中彰、小野寺斉

1.支部長挨拶

・12月2日、午前は本部の支部連絡会が行われ、野口と近藤が出席した。支部と本部の活性化について報告され、質疑応答があった。午後は講演会と晩餐会が行われた。講演会で平出和也さんと中島健郎さんのティリチ・ミール北壁の登頂の報告は興味深かった。主に重広さんによるヒマラヤ・グレート・トラバースの報告と、秩父宮記念賞受賞の原さんによる報告があった。晩餐会には340名ほどが参加し、多摩支部からは34名だった。

・支部行事の猪熊さんの気象講座も座学が12月9日、実習が10日に行われ盛況であった。

2.報告事項

※報告事項への質疑の中で、協議事項として話し合われたことを含む。

(1)事務局(近藤幹事長):
・猪熊さんの気象講座の実習日は全く良い天気で雲がなく観天望気しがたく、御岳山~日出山を歩いて湿度や気温を体感で感じ取ることなどを学んだ。
・特別事業補助金の募集あり。今年度の事業補助金はまだ受け取ってないが近藤副支部長が授受し
たら河野委員(登山教室PT)へ渡す。→その後渡し済み

都岳連その他(野口支部長):

・1月21日東京ガーデンパレスで新年会。冬山スクールなどイベント多々あり。HP参照。

(2)財務委員会(柏木幹事)

・11月30日の支部預金残高の報告。(書面にて)

・支部参加25名分を集金して本部へ振込をしたが、本部は多摩支部参加者が34名と公表。

・11月入会者 佐々木朗子氏、片野美和氏。

・各委員会へ要請、今年度の予算を行使して経費精算書の提出を。今後送り先は植草由利氏に加えCCにて真鍋由美子氏にも送ること。

・ICT委員会の補正予算は使い道がないので、古道PTの交通費に回す。

(3)総務委員会(近藤幹事長):

・会員動向 11月末:通常会員246名、準会員54名、支部友3名 計303名。

入会者: 佐々木朗子氏、片山美和氏の2名増。

・猪熊さんの気象講座(学科)は71名の参加。JACの「山」にも報告を掲載する予定。

・「春の集い」は3月20日(祝・木)開催を予定。会場場所は聖蹟桜ヶ丘駅付近を予定。

・新入会者歓迎ハイキングは4月7日(日)、奥多摩山開きの日。

(4)会報広報委員会(村岡幹事):

・次号「55号」は2024年2月発行予定。頁割案の提示と24頁構成(増) になる。総務/土井氏

の“多摩支部規約・規程の整理と再構築(仮称)”の記事掲載予定。

(5)ICT委員会(近藤幹事長):

・改定後の規約をホームページに掲載する。掲載期日を令和6年1月1日とし施行日とする予定。

(6)山行委員会(石橋幹事):

支部山行報告

・11月平日「九鬼山」11月16日(木)、参加者9名、担当/鬼村。

・12月平日「仏果山」12月6日(水)、参加者13名、担当/富永。

今後の支部山行

・12月定例「市道山・醍醐丸」12月16日(土)、現在申込16名。

・1月定例「愛鷹山」1月13日(土)、締切12/23、担当/山本。

・2月定例「北横岳」2月10日(土)、締切1/13、担当/齋藤。

・2月定例「幕山」2月18日(日)、締切2/8、担当/西中。

・3月定例「硫黄岳」3月2-3日(土日)、締切2/10、定員9名(小屋予約済)、担当/佐藤。

・1月平日「三ノ塔」1月25日(木)、締切1/18、担当/中尾。

・2月平日「興因寺山」2月15日(木)、締切1/31、担当/副島。

・3月平日「大福山」3月14日(木)、締切2/29、担当/副島。

山行委員会育成山行

・「東さん第2回読図講習会」11月25日 実施。加治丘陵にて。参加委員10名。

2024年度支部山行計画策定について

・先月で次年度の山行が決定し、担当者及び副担当者を決めた。山行日については正副協議して、

現在判明している次年度支部行事と重複しないよう決める。

(7)自然保護委員会(河野幹事):

来年度事業計画及び予算の協議

・春の自然観察会は、片倉城址公園とする。2月上旬には新聞等募集掲載の依頼をする。

・三ツ峠アツモリソウ保護活動は山梨支部と合同で実施する。本部自然保護委員会へも連絡済み。

・自然保護講演会の候補は「登山道について」、都岳連・自然保護委員会に演者の打診する予定。

その他 ・菅野明彦氏が入会。(JAC入会6月、都岳連・自然保護委員会で活動)

(8)安全対策委員会(石井幹事):

・11月登山届21件受理。(支部山行8件・個人山行13件)

・「冬山の医療講座」11月9日/講師:野口支部長/参加者は受講生30名・委員3名・ココヘリ関係2名。

・積立金規程の改正を協議…支部主催事業等参加時の安全対策積立金100円の徴収を廃止とする。

・今年度(2023年)安全登山講演会について

講演会名:安全に登山を楽しむために-救助の現場から-

講師:長野県警山岳遭難救助隊隊長または副隊長 日時:2月29日(木)19:00~20:30。

会場:立川市女性総合センター第3学習室 とするが、PRは検討中である。

・上級救命講習は、3月3日(日)、奥多摩消防署にて実施することとする。

・次年度事業計画の安全登山講習会については、野外で基礎技術やファーストエイドを実践的に学ぶ内容を構想している。

(9)奥多摩BC(中村幹事):

・11月26日(日)「そば打ち体験講習」楽しく終わる。次回は蒟蒻作り?などの話も出る。

・BC大掃除は12月24日(日)予定、BC開きは1月13日(土)。

・「氏神様初詣と奥多摩BC開き」は1月13日(土) 先着15名 1/6(土)締切。

BC集合9:30、10:00初詣開始(歩行2時間)、12:30からBC開き 参加費1500円(利用料込)。

・11月のBC利用は、宿泊0人/一時利用15人。(11/26蕎麦打ち講習 )

(10)登山教室PT(河野幹事):

・第10期登山教室について

▶12月16日「冬の山歩き」講座を13:30より開催。軽アイゼン等の靴合わせをした。日本山岳会・支部紹介、お楽しみ抽選会、その後の懇親会をした。

▶12月23日(土)登山実習「笹尾根」登山計画書案の検討した。留守連絡先、スタッフ、班編成、受講生参加など確認する。軽アイゼン等着脱訓練をするので持参させる。

▶1月20日(土)登山実習「石割山」登山計画書案の検討した。教室では初めての山なので下見して計画書作成した。石割山~ピークハント案。貸切バス利用。

・第11期登山教室について

▶カリキュラム案を検討する。7月「高水三山」→「八子ケ峰」へ、12月「笹尾根・槇寄山」→

「高川山」へ変更する。

・中級登山教室について(野口支部長)
▶プレスクール第1回:11月11日、飯能のモモンガにて実施した。講師4名/助手2名/講習生17名参加した。

第2回目:12月17日、高尾の小下沢~景信山岩場でロープワークや岩登り等実施した。
講師4名/講習生18名参加した。

(11)野火止保全PT(河野幹事):

定例作業

・11月28日 7名参加、12月17日9名参加。下草刈り、ツル切り、落ち葉かき等実施。

運営会議➀11月28日(火)14:00~15:30/7名参加 ②12月17日14:00~14:35/8名参加。

来年度の活動について検討と協議した。

・希少種調査(キンラン、ギンランなど)を4月23日(火)9時から実施予定。

・道具・物置係は菅野委員が担当する。ロープ柵係は岡委員で交換計画を検討する。

・応急救命講習会(1/26)の参加希望者は3名。(岡田・吉田・河野)

・保全地域の「春の観察会」は支部会員対象で、4月20日(土)とする。担当:未定

(12)山岳古道PT(石井幹事):

・「日原秩父往還と奥多摩浅間みち」の報告書取りまとめ中。

・「古甲州道」・・・・ “浅間尾根の道”と“大菩薩峠の道”の古道ルート踏査は終了。(大菩薩峠~裂石間のログが未取得)、報告書原稿の提出を要請した。

・「武州御嶽山登拝道」は、①南御坂口ルートは11/3踏査終了、➀北御坂口ルートは12/6踏査終了。③上養沢口ルートは地元御師への調査予定。“三山駆”と“氷川道”ルートは検討中。

・「鎌倉街道山の道」◎東京都側ルート案『小沢峠→上成木→軍畑→梅の公園→馬引沢峠→武蔵増子駅→駒繋石峠→八王子市上川町→戸沢峠→八王子市美山→八王子霊園→高尾駅』とする。

◎埼玉県側(基本)ルート案『秩父神社→横瀬→根古谷→一の鳥居→妻坂峠→名郷→名栗→小沢峠』とする。

・古道手ぬぐいの販売(第二弾)¥1000/本、多摩支部50本購入したので販売への協力願う。

3.協議事項

(1)2024年度予算について

・(柏木幹事)→2023年12月19日試案の収支計算書の提示。収入は前年比+48500円、支出は委員会により増減あるが前年度より増えて+20480円となる。

→事務局・中級登山教室の予算が未計上である。

→ICT・奥多摩BC・古道は決算後の繰越金を原資として補正予算を組む予定。

→登山教室のバス代や宿泊代を収入に入れないことにした。(昨年と同様)。

→委員会別の経費精算書の提示、予算消化していない委員会は領収書の提出(清算)を要請する。

(2)規約・規程等について

・(近藤幹事長)→支部の規程について、改定等の作業が終了したので、今幹事会で承認願いたい。→審議の結果、下記条件付きで承認。また規程の施行後に異見が出た場合は幹事会の決議を経て随時更新していく。

  • 委員会規程の第4条2項(会員以外でも委員になれるという条文)の削除。
  • 委員会規程の別表中の「幹事会特命事項」に関する条項はすべて削除。

・(近藤幹事長)→支部規約の変更は総会マターなので、以下を次の総会で議案に上げる。

➀総会議長を支部長い限らないとする②決算後二か月以内に総会を開くを三か月以内にする。

・(近藤幹事長)→現在の規約によると決算後2ケ月以内に総会を開かねばならないが、3ケ月以内に変更したい。2024年は臨時的に対応して、総会日程を5月の最終週のウィークデー夜で検討。

(3)春の集いについて

・(近藤総務担当幹事)→3月20日(祝)。会場2案提示、聖蹟桜ヶ丘の京王クラブに決定。会場を紹介した柏木委員(財務)も1回目は折衝に同席予定。

(4)その他

▶総会日程について

・(近藤幹事長)→総会日程を平日夜にしたい。5月中旬から下旬の土日は支部長・事務局とも必ず出席しなければいけないJAC関連事業の予定が有るため。

→第一候補:5月30日(木)、第二候補:5月29日(水)、どちらになるかは抽選しだい。いずれであっても18:30~立川アイムで行う予定。

▶都内JAC会員の受け皿について

・(野口支部長)→本部における12月の検討会で、都区内の新入会員に活動の止まり木がなく、山に行く機会がないためすぐに退会してしまう。活性化対策のため、東京多摩支部の対象地域を東京都全域とし、「東京多摩支部」を「東京支部」に名称変更して、新入会員の止まり木にするという構想が出てきた。支部に持ち帰り検討事項とした。

・(近藤幹事長)→名称変更は、総会議決事案になる。

・(野口支部長)→多摩支部の拡大や活性化にもなり、JACの活性化にもつながるのではないかと考

える、各幹事には次回までに考えておいてほしい。

▶2024年事業計画の提出について

・(近藤幹事長)→各委員会等の2024年度事業計画の提出は、本部のフォーマット(用紙)が変わる予定なので現行の用紙ではなく、分かった時点で変更後の用紙で提出をお願いしたい。

▶本部の古道プロジェクト「熊野古道集中イベント企画」について

・(近藤幹事長)→JAC120周年記念行事として熊野本宮にて集中登山を行う企画がある。

集中日は5月18日15時/大斎原に。一般募集(個人での参加)と支部単位での参加募集がある。ついては多摩支部から山行委員会、古道PTなどが主体になってパーティーを出せないだろか。小辺路コース(泊数は自由)と南奥駆を検討してほしい。

【監事コメント】

竹中監事:一年間ご苦労様。コロナも落ち着き(感染症法上の分類変更)で春以降山岳会の活動が

活発になっていると見受ける。これから山は冬、天候の急変等に気をつけて登山してください。

小野寺監事:一年間ありがとうございました。8/11の「山の日」は東京都が主体的にイベント等やり、都岳連が主にかかわるプランニングだが多摩支部も都岳連の一員なので働きかけがあるかもしれず念頭に置いていてください。気象遭難が多い季節、気をつけてください。

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