～春を見つけに行こう～
日時：2024年5月11日（土）
天候：晴れ
参加者
L上原、SL山本（曜）、内田、加瀬、高田、中島、中山、祢津、前田（9名）
行程
7:35新松田駅（タクシー）＝8:15大滝橋
8:30大滝橋→9:45一軒屋避難小屋→11：45畦ヶ丸避難小屋→12:35畦ヶ丸→13:30善六のノタワ→14:33下棚の滝→15:35西丹沢ビジターセンター下山
16:10西丹沢ビジターセンター（タクシー）＝16:50新松田駅解散
記録
朝、小田急線新松田駅南口に集合。トイレは北口にしか無いため再度改札を通過して向かうメンバーもちらほらいた。全員が集合するとジャンボタクシーで大滝橋へ向かう。すっきりと晴れ渡った登山日和となり、皆ウキウキした様子が伺える。シロヤシオは満開でしょうね！とタクシーの中でも盛り上がっていた。トイレ、軽く体をほぐし挨拶をする。初めて参加のメンバーもいて新鮮な雰囲気の中出発。新緑が眩しい。若葉の色も木の種類によって違い、日差しの入り方で沢山の色が現れて万華鏡を覗いている様だ。当に春の清々しさに溢れる中を歩く。ずっと沢沿いを歩くのだが小さな滝とも言える落差のある流れも綺麗で、いい山だねと口々に感嘆の声があがった。一軒屋避難小屋では沢に入るグループが準備をしていてみな興味津々で様子を見ていた。ここから徐々に登りがきつくなるが快調に歩き大幅にコースタイムを上回った。途中の道で銀竜草やツルシロカネソウなど春の花も見られた。もうすぐ畦ヶ丸避難小屋に着くと言う所で、リーダーの私が足を攣らせてしまった。冷たい風が吹くと痛みが強くなるので内心ヒヤヒヤしながらどうにか避難小屋に着き昼食休憩していると足は戻った。密かにほっとした。避難小屋はとても綺麗でトイレもある。すぐ近くの畦ヶ丸の頂上は眺望は良くないが、春の爽やかな緑の中集合写真を撮る。シャッターを押して頂いた方は反対から登って来たそうで、下棚滝が見応えがあると教えて頂く。私達も時間に余裕があったら寄っていこうと話し合った。ここからいよいよシロヤシオの登場か？と期待しながら歩いたが葉っぱのみで全部咲き終わってしまったようだ。かろうじて1本だけ名残の花が付いていた。残念だが仕方が無い。この山は徒渉箇所がとても多い。下山もいくつもの橋や飛び石を渡りながら下棚への分かれ道に付く。すこし歩きにくい道をすすむと、スケールの大きな滝が現れた！予定にはなかったご褒美を楽しんで西沢出合へと下山した。途中いくつも川が合流する所あり出合がいっぱいあるねと話す。春との出合、新しいメンバーとの出合。とても楽しい山行となった。早く下山したので西丹沢ビジターセンターではアイスを食べたり、丹沢の成り立ちを担当者からレクチャーして頂いたりとほっこりした時間を過ごしタクシーで新松田駅に向かった。
大滝峠上からのきつい登り
畦ヶ丸頂上にて
迫力のある下棚の滝
文：上原、写真：山本
