報告)12月平日山行「筑波山」

日 時

2021年12月16日「筑波山」

山行委員

担当リーダー・髙砂寿一  サブリーダー・小野勝昭

一般会員参加者

浅野薫、高岡洋子、川合薫、太田雄三、 以上6名。

記 録

冬寒の晴れた早朝8:50につくばエキスプレスつくば駅に集合したメンバー達は、コロナ禍のためずっと我慢を強いられて居たためか久しぶりの山行に明るい笑顔ばかりで期待が膨らむ。

駅前センター9:00発のつつじヶ丘行きバスには我々の他にも10名ほどの登山者が同乗していた。彼らの殆どは筑波山神社前で下車して表参道コースを目指す。つつじヶ丘終点では女体山コースから始まる。お互い初対面ばかりなので自己紹介後軽く体操をして冷えた身体をウオームアップさせて10時10分出発。

いきなり急な階段から始まる。

30分ほど登ったところで衣服調整を兼ねて小休止、雑木林で未だ視界は開けない。弁慶茶屋跡付近まで登ると関東平野が一望できるコースになった。

 

 

 

御立石コースでは母の胎内めぐり等奇岩の連続を楽しみながら登り続ける。

予定通り12時に女体山頂着、百名山の一等三角点が迎えてくれて次々と登山客が上がってきてはお社に参拝して弁当を開く。我々も記念撮影後昼食を済ます。

昼食後、男体山を目指して緩いアップダウンの尾根道を20分ほど歩くと御幸ヶ原の広場に到着する。売店は休業中で、トイレは初詣の準備で改修工事中だ。大きなアンテナが建ち並ぶ男体山の山頂を目差して階段を5分も登れば、其処には本殿と測候所がある。
樹木が茂って女体山ほどの眺望は望めないのが残念だ。再び御幸ヶ原に戻り、ケーブルカー沿いのコースを下山する。
正月の初詣準備かケーブルカーも点検のため運休中だった。

男女川源流までの道は予想以上に荒れて、大きな石がゴロゴロしていた。ケーブルカーを横切って御幸ヶ原コースの参道も数年前の大雨で荒れたまま整備が遅れているのか、崩れた擬木の階段や滑りやすい粘土質の道を慎重にストックを使いながら下った。
予定より30分遅れで筑波山神社に到着15:20だった。
安全に愉しめた山行に感謝してお参りを済ませた。
最終バスには間に合ったが、つくば駅に着く頃にはすっかり日が暮れて冬至が近いことを実感した。

<写真・文、髙砂記>

感 想

◆以前から一度は行ってみたかった筑波山。一人では行くには遠距離なのと、多摩地域の山との違いが分からず、二の足を踏んでいましたが、団体山行の計画に思い切って参加しました。
ガイドブックでは切り取られた女体山山頂からの景色の写真でしたが、やはり360度見回せる絶景は自ら登って初めて得られるものでした。
思ったよりも岩場が多く難儀しましたが、その分下山した時の達成感は申し分ありません。
参加された皆さんとのお喋りも楽しい、充実した一日でした。

(川合薫)

◆筑波山は初登山。
昭和的アトラクションを横目に登山開始。ゴロゴロ岩のパワースポットは中々手強く、頂上は狭くスリルもあり、なんだか達成感もひとしお。
親しみやすさと登山の楽しみと両方味わえました。
途中、山の技術も教わりながらの有意義な登山でしたし、グループで登る山はやはり楽しいものだと感じた1日でした。

(浅野薫)

◆行きはロープウェイ、帰りはケーブルカーに沿ったルートだったので、なだらかな道をイメージしていたのですがスタートから足下には岩がゴロゴロとしていて、歩き出して間もなく防寒着を脱いで衣服の調整が必要になるほど体がぽかぽかしてきました。
「弁慶七戻り」「大仏岩」など、岩場ならではの名所も楽しみながら登り進め、山頂からは霞みがかった景色の中に霞ヶ浦や太平洋を眺めることができてとても感動しました。
下山もまた岩だらけで膝に負担がかかり、階段の丸太も滑りやすく気が抜けない状態でしたが、経験を多く積んでいらっしゃる先輩方にアドバイスいただきながら歩くと、痛みを感じることもなくなりスムーズに足を運ぶことができました。
日帰りで筑波山に登れるとは思っていなかったのですが、リーダーの高砂さんをはじめ、小野さん、太田さんのお力添えをいただき安心して登ることができました。
本当にありがとうございました。

(高岡洋子)

女体山頂からの展望

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