日時
2024年 9月4日(水)
天候
晴れ
参加者
9名 L清水(茂) SL鬼村 松本(賀) 勝又 西村(章) 太田 松川(信)
本村 菊川
行程
八王子駅南口6:20(貸切タクシー)=古峰ヶ原峠9:30〜9:50→三枚岩10:50→方塞山11:22→前日光ハイランドロッジ12:15〜12:40→横根山13:05→五段の滝13:50→井戸湿原14:10→象の鼻展望台14:50→前日光ハイランドロッジ15:30=八王子駅南口19:10
記録
超ノロノロ台風10号は遠く離れた所へも大雨をもたらした。台風がやっと抜け晴れを期待したが、大気が不安定で、大雨と落雷の注意予報があり、山行中には降らないようにと願うしかない。そしてその願いは叶って登山日和となった。
登山口の古峰ヶ原峠へ到着すると、空が真っ青!久しぶりの青空だ。日差しは強いが、心地よい風もある。久しぶりの登山という方が多く、ゆっくり登る。登山道は大雨で土が流れた跡があり、荒れていて、時々道を見失う。一ノ鳥居、ニノ鳥居を過ぎて、三枚石へ到着、大きな石が重なり、その下には金剛山瑞峯寺の奥の院があった。
登山道はツツジの森が続く、花の時期はどんなに素晴らしいことかと想像をしながら登る。広い尾根に出ると方塞山へ到着、前方には緑一面の牧場が広がる。牧場沿いに歩いて前日光ハイランドロッジで休憩、ここからは日光連山が見えるのだが、残念ながら雲の中だった、次は横根山へ向かう、小さなアップダウンを繰り返して横根山へ登頂、横根山は展望はなかった。井戸湿原へ入ると木道となり、鹿よけの柵を何回か超える、花の少ない時期でも、会員の方々が、かわいい花を見つけてくれてその度にわぁっと歓声が上がる!
湿原から五段の滝へ。水量が多いが四段までしか見えなかった。また湿原に入り、花や不思議なキノコ?を見つけた。湿原の草木はほんのり秋色になっていて、長い夏の終わりを感じた。
湿原から離れて象の鼻へ向かう最後の登りとなる。巨大な岩が象に見える?象の鼻へ到着した、展望台があり、雲が多いが、男体山の肩が見えてきた。袈裟丸山と赤城山の長い稜線が薄っすらだけど見えた。牧場を見ながら作業道を下る、広い牧場には牛が数頭と離れて鹿の群れ、時間を忘れたようにのんびり過ごしている、羨ましいなぁと思いながら、前日光ハイランドロッジに到着した。身支度をしてタクシーで帰京。花は少なく、紅葉にはまだ早い時期ではあったが、その分、山はほぼ貸切でゆっくりと楽しめた山行になった。(清水)
○感想
酷暑続きの毎日でしたが、秋らしい空の下、涼やかな風の吹く山と湿原を楽しめました。特に日光修験の祖勝道上人苦行の山であることは、非常に興味深いことでした。 変わりやすい天気予報と台風後の道路状況を、最後まで諦めずに確認して下さったお陰で、アクセスが悪くて個人では訪れるのが難しい山を歩くことが出来ました。有難うございました。 (本村)
天気予報を裏切って朝から青空、時々涼しい風が吹いて、思いがけずに快適なハイキング日和となりました。他のパーティに会うこともほとんどなく、静かな山や湿原、三枚岩や象の鼻や牧場などの観光ポイントまで満喫しました。また、知識豊富な先輩方に小さな花々を教えていただき、熊糞の観察などもあって、面白かったです。登山教室を終了してから初めてのJACの山行だったので、始めは少々緊張していましたが、皆様のおかげで本当に楽しく過ごすことができました。ありがとうございました。 (勝又)
写真/ 清水 鬼村 太田 本村 菊川