日時
2025年5月31日(土)~6月1日(日)
天候
5月31日雨/曇 6月1日曇
参加者
5名/L富永、SL山根、中村(敦)、小澤、佐々木(朗)
行程
1日目 奥多摩駅バス停7:56=8:30峰谷バス停8:40→赤指尾根登山口10:00→赤指山11:40→千本ツツジ13:05→七ツ石小屋13:40
2日目 七ツ石小屋5:00→千本ツツジ嶺→高丸山6:10→日蔭名栗山
→鷹ノ巣山7:50→水根山→城山→将門馬場→狩倉山→三ノ木戸山10:35→奥多摩駅12:45(解散)
記録
1日目 雨が降る天気予報だったので覚悟はしていたが、まさか雷も一緒とは思っていなかった。奥多摩駅に到着すると小雨だったので、バス停で各自レインウエアを着てバスに乗る。目的地の峰谷バス停を降りたのは私たち5名とあと1人だけだった。集落の間を1時間20分程歩くと、熊出没注意と書かれた林道ゲートあり、そこを抜けると赤指尾根登山口が左手にある。樹林帯の中なので雨もそれ程気にならず歩けた。ガクウツギの白い花が若葉の中で際立ち、ホッコリしながら赤指尾根を進む。まだ蕾だが、フタリシズカの群落が続き、咲いたら見事だろうなあと思いながら歩いた。赤指山に近づくにつれ雨が強くなり、風が吹き始め寒さを感じる。赤指山1332mは見晴らしがなく、止まると身体が冷えるので集合写真を撮影し赤指山分岐に戻った。千本ツツジへ向かう木々の間からミツバツツジのピンクがチラチラ見えてきて期待が湧いてきたが、雷が私たちの進む方向についてきていて休みもそこそこに登って行った。雷にビクついている私たちを千本ツツジのミツバツツジとヤマツツジが出迎えてくれて、気持ちが軽くなった。ここまでくると七ツ石小屋まであと少しだ。予定より1時間程速く到着し、3時頃には雨も上がり雲海に浮かぶ富士山が見えた。
2日目 小屋を5時に出発出来るように準備を進めた。昨日の雨でザックやレインウエア等がまだ湿っぽい。富士山の山頂に雲がかかっているが、雲海が広がりスッキリした空気で気持ちの良い朝だった。千本ツツジに向かう。ツツジが見頃で目を楽しませてくれる。小鹿が目の前に現れポーズをとってくれた。ミツバツツジとヤマツツジが何とも美しい千本ツツジ嶺から高丸山。高丸山から遠くに南アルプスも見ることができた。わらびも最盛期でいたるところになっていて美味しそうだった。日蔭名栗山・鷹ノ巣山・水根山・城山・将門馬場に寄り道し、狩倉山・三ノ木戸山 石尾根縦走で行くことが少ない山々8座の山頂を結ぶ稜線を歩いて奥多摩駅に降りた。ロングコースの山行だったが、参加者の笑顔が見られ無事に下山できた。
(文/富永真由美・写真/山根伸洋)