報告) 6月平日山行「幻の滝、小富士」

~悠久の時を胸に刻み~

 

【日 時】

2025年6月4日(水)

【天 候】

曇り、濃霧、時々晴れ

【行 程】

JR御殿場駅北口集合9:30(タクシー)⇒10:10須走口5合目(山荘休憩)→10:55小富士→11:50(山荘菊屋・ランチ)→12:30須走口五合目・第3駐車場→13:10まぼろしの滝→駐車場15:30,須走口5合目(タクシー下山)15:40⇒JR御殿場駅北口16:20解散。

 

【参加者】

L高砂、SL松本(賀)、大井、鬼村、川島、菅野、佐久間、副島、真鍋、三ツ井 計10名

 

【記 録】

須走口五合目にある「山荘菊屋」で荷物をデポし『小富士』へ向かう。原生林の途中で亀岩、犬岩、ハート型の空洞となった切り株など<パワースポット?>に出会う。

5合目から幻の滝へのコース

5合目から幻の滝へのコース

30分ほどで新緑の森を抜けると突然砂礫の台地が現れ、そこが小富士だ。生憎の霧で富士山は拝めない。山頂に立つ石の祠は、富士山に向かって拝むためのものだったが、数年前の台風で向きが逆になったとか。祠に手を合わせると富士山にお尻が向いてしまう。濃い霧の中でこのまま富士山は拝めないのかと諦めかけていると「あっ、山頂が!」見上げると、瞬間ガスが切れてパーッと富士山頂がくっきりと現れた。みんなの気持ちも晴れやかに、大満足で山荘へ戻った。

小富士にて(ガスの中で)

小富士にて(ガスの中で)

小富士にて(ガスが切れた瞬間)

小富士にて(ガスが切れた瞬間)

 

 

 

 

 

 

5合目の駐車場を抜けて新緑の唐松や岳樺が茂る緩やかな道を40分ほど歩くと開けた溶岩台地が見えてくる。

「まぼろしの滝」は例年4月末~6月中旬の間しか見ることが出来ないので幻の滝と呼ばれる。

8合目付近の残雪が溶けて溶岩台地の6合目あたりを流れる水路も水量もその年によって違うらしい。ルートにはロープが張られ、それに沿って歩いていくとロープが無くなったあたりから、大粒の砂と岩が入り混じり安定しない足場となる。黒い玄武岩が盛り上がった所でリーダーから「ここに荷物をデポして、あとは3時ごろまで自由に散策してください」と声がかかる。各自のペースで溶岩の谷間を流れているであろう『幻の滝』を探しながら登って行く。「あっ、流れてる!」せせらぎの音と共に各々がゆったりとした時間を滝とともに過ごした。カメラやスマホで動画に記録する。

 

幻の滝の源流付近

幻の滝の源流付近

幻の滝の源流付近

幻の滝の源流付近

 

 

 

 

 

 

 

 

 

幻の滝(6合目付近)

幻の滝(6合目付近)

 

この場所を何度も訪れているというリーダーのアシストのお陰で、悠久の時を胸に刻み、大いに満たされ下山することができた。 (文/松本、写真/髙砂)

PAGE TOP