~秋の稜線ミニ縦走、レタス畑と山並みと~
【日 時】
2024年10月19日(土)
【天 候】
曇り時々晴れ
【行 程】
6:30八王子駅南口=(貸切タクシー)=9:20馬越峠9:35→10:40天狗山10:55→11:50垣越山12:15→
13:15男山13:40→15:35男山登山口(下山)
【参加者】
L西山、SL中原、金山、辻、榊原(さ)、井上、村岡、中村(敦)、安藤 計9名
【記録】
清里、野辺山を過ぎて川上村に入るとすぐに北面に連なる隆起が視界に入ってくる。手前の高いのが男山で奥の瘤様の盛り上がりが天狗山だ。高原野菜の産地でもあり、いけど畑、畑。馬越峠には予定通り9:20に着いた。下山口を貸切タクシーの運転手氏と確認して、集合写真を撮ってもらい、そそくさと9:35出発。
午前中は曇りがち午後にはキリなどがやがて雨になると予報を得ていたけれど、反して明るい陽がさしている。落葉が進んだ登山道をぐんぐん上がって最初の鞍部で立ち休憩。小さなアップダウンを繰り返す中、赤や黄の秋衣を散りばめて屹立するピークが眼前に迫る。天狗山だろう。やせ尾根からは眼下にレタス畑のパッチワークと、瑞牆山と金峰山と御座山などなど。天狗山基部から岩場が続き、トラロープや補助ロープも所々に。10:40ひょいという感じで山頂に飛び出る。2名の先行者はもう男山を経て馬越峠へ戻るそうだ。貸切で銘々が山同定、エネルギー補給、写真撮影で15分。低い雲が垂れ込めて遠望は利かないが青空が雲間に見え隠れ、想定より良いものだから満ち足りた気分だ
さあ、あの男山へ行こう!と、意気は上げて、下りにかかる。岩混じりで気の抜けない急下降、時折男山までの稜線が一望できて高鳴る。
樹林帯を上り返した垣越山は、普段着のようなピーク。昼食休憩をとって盛り返した気力と共に進む。岩稜帯が上がったり下ったりしながら向きを変える。展望が開けては感嘆、写真を撮る。
振り返れば紅葉した垣越山と迫力の天狗山が座す。ギュギュッと30mほど上がって13:15男山に立つ。
息が上がりかけていた面々が破顔一笑。八ヶ岳の山腹がすぐ横なのにスカイラインは雲の中だ。全天見渡せるから長居したけれどポツポツ来たので13:40に下山にとりかかる。ギュッとした30mを下って分岐からザレ気味の250mを下りると林道終点。
結局雨は降りださず、ヘルメットを外して唐松が黄金色に光る緩やかな道を、隊列ほどいて歩き15:35下山。再来を思う山の一つになった。
(文/西山・写真/辻、安藤、中原)
【感想】
◆レベルの星が技術3つ。うーん、と悩みながら参加申込みをしましたが、当日のメンバーはベテラン揃いで大船に乗った気持ちでスタートしました。テキパキと指示を出すリーダーに見守られながらリズミカルに標高を上げていきます。あっという間に天狗山に到着して男山へ進みます、談笑しながら楽しい気持ちで歩く登山道は最後まで変化に飛んでいて飽きません。男山に到着。ふり返り見た天狗山の素晴らしい景観にとても感動しました。秋の色を纏って一年で1番美しい姿を私は観られたのではないでしょうか。富士山方面の山々はよく見えましたが、八ヶ岳の方は雲が覆って見えなくて残念、でも十分お腹いっぱい景色を堪能しました。午後より下り坂の予報で心配でしたが、おかげさまで雨に降られず下山できました。ありがとうございました。(榊原さ)
◆初ヘルメットで名前も天狗に男?どんなところかと思いましたが山頂から見た山のカッコよさと岩と紅葉のコラボのキレイさに感動しました。360°山と田園風景すばらしかったです。へばり着いて登った岩も痩せ尾根の恐怖も吹き飛びました。行ってよかったー。楽しかったー。また行かれるなら行きたいです。(井上)