日時:2025年4月19日(土)、天候:晴れ
参加者:支部会員/榊原(さ)、竹中、古谷(一) 保全活動PT/岡田、川合、河野、富山、村上、渡邉 計9名
行程:玉川上水駅南口9:00集合→清流復活の碑(上水小橋)9:20→10:00こもれびの足湯→10:10野火止保全活動地域1030→東大和市駅→11:10野火止用水復活の碑(ふれあい橋)11:20→11:45都立薬用植物園(昼食)→12:40園内ガイド観察→14:05薬用植物園正門前にて解散
報告
会員の参加者が少なく少し寂しい見学となりましたが、天候も良くまた青葉、若葉の陽の光の中での散策ができました。玉川上水の史跡などを説明して、小平監視所でのごみ処理や東村山浄水場への送水、野火止用水への暗渠化、その下流に清流復活の碑として昭島市の再生センターからの高度処理水が玉川上水として流れが復活した。小平監視所ではカワウに出会えた。
上水小橋では水辺近くまで下りられ小魚も見られた。緑道にはキンラン、タツナミソウ、ニリンソウの群落、フデリンドウも見られた。こもれびの足湯でトイレを借用した。保全活動地区では活動状況などを説明しながら林内を散策した。キンランは一部咲き始めていた。
暗渠化された野火止用水道を歩き「ホタル育成の緑道」では多くの親子がザリガニ取りを楽しんでいた。野火止用水放流口に「復活の碑」があり再び野火止用水緑道が復活する。雑木林に包まれた緑道をふれあい橋まで行き、途中にはホウチャクソウの群落があり楽しませてくれた。
薬用植物園ではボランティアガイドに親切・丁寧な案内をして頂き1時間半ほどの案内でキンラン、イカリソウ、ボタンなどを鑑賞した。薬用植物としての効能や有毒植物の説明に興味深かった。この時期の爽やかな天候と水路脇の緑道散策と植物観察はもっと多くの人に参加していただければと願うばかりである。
(文/河野悠二・写真/河野悠二、渡邉理恵子)