報告)野火止だより16号

野火止保全活動PT(通称:野火止保全林の会)活動報告

春の花と新緑に満ちた一年を通して一番輝いた季節になってきた。林内もいよいよ新芽も葉を拡げ始めている。鳥やチョウや昆虫も活発になるこの時期は結構保全活動も忙しい。

 

4月9日(水) 備品などの棚卸 晴れ 参加者3名

大分物が増えてきたので物置内の棚卸も大変であるが、要領よく2時間ほどで終

えた。シュンラン、ウラシマソウが咲き始めた。ウラシマソウは近年増えてきた。

 

シュンラン

ウラシマソウ

 

 

 

 

4月13日(日) 雨天中止となった。残念!

 

 

4月19日(土) 春の観察会 晴れ 会員3名 スタッフ6名 計9名

応募者が3名と少なかったが、晴天の下開催できた。キンランも一部花を咲かせて

いたのは良かった。詳細はHPの報告をご覧ください。

 

4月22日(水) 定例作業 晴れ 参加者5名

ラン科植物の個体数調査は時期的に早そうなので、枯枝の収集をしてほぼ完了をした。後はチッパー機を東京都から借用してチッパー化し通路に敷き詰めることになる。ハンショウヅルが蕾を膨らませ始めた。

 

4月28日(月) ラン科植物の個体数調査 曇り 参加者6名

キンラン、ギンラン、ササバギンラン、シュンランの個体数調査を実施した。重複カウント防止のためアイスクリームの棒で目印しカウントした。昨年末の危険木等の伐採で重機が侵入したので植物の減少が心配されたが、キンランはこの4年間で最高の本数となった。一方、ギンラン、ササバギンランは減少した。また、シュンランは激減した。今後、これらラン科植物をどのように守っていくのかが課題である。

 

キンラン

ギンラン

ササバギンラン

 

シュンラン

 

 

 

 

 

昨年の多くの危険木伐採で植物、野鳥、昆虫類などにどの程度影響が出るのかを観

察していかなければならない。従来の保全活動だけでなく、その観察方法を検討して

いきたい。ご興味がある方は是非アドバイスをいただければ幸いです。

4月野火止で出会いました

ハンショウヅル

フタリシヅカ

スイカズラ

ニリンソウの群落

野イチゴ

 

 

 

 

☆野火止保全林の会問合せ先:河野悠二 kyuuji@mwd.biglobe.ne.jp

野火止保全地域の活動や野火止だよりおよび入会に関するお問い合わせにご利用ください。

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました