川苔山安全登山キャンペーンに参加
4月19日(土)、毎年恒例の東京都山岳連盟主催の春の安全登山キャンペーンが川苔山登山口の細倉橋において実施され、当支部安全対策委員会から川瀬委員長と石井委員が参加した。参加団体は、東京都山岳連盟山岳救助隊、青梅警察署および奥多摩消防署の山岳救助隊、環境省自然保護官事務所、東京都レンジャー、奥多摩ビジターセンター、奥多摩観光協会、日本山岳会東京多摩支部など奥多摩山岳関係団体の約30名が参加した。
キャンペーンは8時30分から開始。川苔山は事故発生の多い登山ルートであるので、安全登山実施チラシの配布、登山計画書提出の呼び掛け、登山への注意事項など丁寧に指導を行った。特に当日は夏日の予報が出ていたので飲料水の保持について注意を呼び掛けた。登山者には若者グループ、単独登山者、ビギナーと思われる登山者が居たので、忙しくアドバイスを行った。キャンペーン終了直前には、スニーカーとスカートの男女グループが現れ、川苔山縦走予定で飲料水を保持しない者もいたので驚く。時間的にも縦走は難しく百尋ノ滝の往復コースをアドバイスした。安全登山キャンペーンの必要性を実感した次第である。10時40分に登山者到来がないことを確認し、キャンペーンを終了した。(文・写真/石井)