報告) 5月平日山行「富岡アルプス」

~山カフェでのんびり西上州の山々を楽しむ~

 

【日 時】

2025年5月22日(木)

 

【天 候】

曇り

 

【行 程】

神農原駅(上信電鉄)10:00→宮崎公演→ハイキングコース入口10:25→一峰11:00→龍王山(ニ峰)11:20→三峰→ミニ自然博物(四峰)12:23〜13:00→五峰→六峰→七峰→八峰→山カフェドローム13:20〜14:00→吾妻山(九峰)14:06→新堀神社 神成山登山口14:20→古代蓮の里14:45→神農原駅15:18 (解散)

 

【参加者】

L 清水(茂)、 SL齊藤、中原、大井、植草 計5名

 

【記 録】

高崎駅の上信電鉄線ホームで参加者5名が揃い、ローカル電車に乗って神農原駅へ向かった。富岡アルプス(神成山九連峰)の神成山は九峰の総称であり、戦国時代の神成城址跡がある。また日本一きれいなハイキングコースと銘打っていて、とても丁寧に整備されている。神農原駅から出発、登山口は富岡西中学校の裏にある、山道に入るとまもなく九連峰の一峰に到着、続いて二峰の龍王山 二等三角点がるある。ピークの間隔が10分前後と短く、次々とピークをゲット、一つ一つのピークには展望スポットがあり、甘楽郡の平野が広がり、稲含山や西上州らしい岩峰の鹿岳、四つ又山、尖りの鍬柄山が見える。

展望スポットから西上州の山々

展望スポットから西上州の山々

 

 

 

 

 

 

 

 

三峰からは北方向の妙義山のギザギザの岩峰が見えた。

鹿岳 鍬柄山

登山道は西上州らしい岩場が出てきたり、分岐も多いがとても歩きやすい、四峰ではミニ自然博物館があり、ガラスケースの中に神成山に生息する小動物などが展示されていた、四峰で昼休憩をとる。山はほぼ貸切で、賑やかなおしゃべりが弾む。

五峰、六峰には石碑がある、七峰、八峰は小ぢんまりしたピーク、九峰の手前で山カフェシンドロームという展望休憩舎があり、このカフェで提供しているメニューは「おいしい空気 ¥0 いい景色 ¥0 のみもの持ち込み¥0」コーヒーを飲みながら山座同定を楽しむ、畑の中を走る上信電鉄の音が響き、のどかな田園風景。

山カフェでのんびりコーヒータイム

山カフェでのんびりコーヒータイム

山カフェのメニュ

しばし時間を忘れてゆっくり山カフェメニューをいただいた。最高峰の吾妻山(九峰)まではひと登りで到着、新堀神社へ下山すると絶滅危惧種のオキナグサの群生地、花が終わってフワフワの綿毛になっていた。舗装路に出ると野菜の無人販売、キャベツ、レタスを買ってザックが重くなった参加者達。古代蓮の里、宇芸神社、神成駅へ。振り返って富岡アルプスを眺めると優しい登山道とは違い、荒々しい岩壁が東西に伸びていて、城を守る砦だったことがよくわかる。時間を忘れてゆっくり景色楽しみながら低山のミニ縦走ができた。

(文/清水 写真/中原、齊藤、大井)

 

【感 想】

「日本一きれいなハイキングコース」という言葉に心惹かれ参加しました。

小さなアップダウンを繰り返し、眺めのいいピークで休んだり写真を撮ったり、緑の木々の下でプチバリエーションルートを楽しんだり、山カフェではコーヒーを飲みながら山座同定をしたりしました。

ベテランの先輩方との山行は、行動を見ながら「ふむふむなるほど」と密かな学習の場にもなり、楽しく有意義な山行になりました。 (大井)

 

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