ー 新年に雄大な冬富士を眺めながら歩く ー
日程
2024年1月13日（土）
天候
晴れ
行程
御殿場駅8:30（タクシー）= 十里木高原9:00 → 登山口9:10 → 十里木展望台9:20→ 馬の背9:50 → 越前岳11:15着11:50発 → 富士見台12:15 → 鋸岳展望台13:10 → 富士見峠 13:50 → 山神社駐車場14:50着15:00発（タクシー）= 御殿場駅15:25
参加者
10名: 山本曜(L)、鎌塚(SL)、加瀬、川島、祢津、松本博、茂呂、吉川、鬼村、上原（順不同）
記録
雲ひとつ無い快晴の中、さぞかし美しいであろう富士山のお姿を期待しつつ出発。所々霜が付いた長い階段を登り進んで行くと程なくして展望台に到着。振り返るとそこには頭だけベールを纏った富士山が。しかし、裾野までしっかりと見える富士山と広々とした 草原の景観が何とも清々しく、早速集合写真を数枚。皆さん一様に晴れ晴れとしたお顔をされていた。馬の背を越えた辺りからは岩場の急登や木の根が多くなる。以前主に使われていたと思われる登山道は大きく抉られ、新たに踏み固められた道がいくつも現れる。遠くに海がちらちらと見え始め、越前岳に到着。富士山はさらに雲を羽織ってしまったが南アルプスの山々、きらきらと光る駿河湾が美しかった。気温は2℃。少し風が強くなってきたところで山頂を後にした。下り始めは緩やかだが 徐々に大きい段差が現われる。ゆっくり着実に降る。それでも鋸岳展望台の時点で予定より1時間ほど早くなっていた。そこからタクシー会社に連絡し、30分早く来てもらうことになった。愛鷹山荘前でミツマタの蕾を発見。もう春の訪れも感じられた！という驚きも束の間、帰路では初雪に遭遇したのでした。
感想
2023年6月に多摩支部に入会してから初めて参加できた山行でした。東海道新幹線に乗ると必ず目につく愛鷹山への計画を立ててみたこともありますが、天気やいろいろでご縁がなく、ナイスタイミングでの機会！連絡を見てすぐに申し込みました。リーダーの方からご丁寧な返信があり、その後もとてもきちんとした登山届が添付されたメールも届き、さすがは東京多摩支部と思いました！当日は、富士山の5合目から上には部分的に雲がかかっていましたが、その他は快晴で、雪もなく霜柱も凍ったままで、快適に歩けました。準備体操やトランシーバーのチェック、休憩時間の伝達、など、きちんとしていて、見習いたいと思います。頂上からは、駿河湾が綺麗に見えて昼食の前にささっとスケッチ。登りも下りも急な箇所も、木の根が浮いた箇所もあり、そういえば、9月の朝日軍道以降の山行はすべて街道歩き峠越えばかりで、スムーズな路面の道ばかりを歩いていたなあと思い返しました。舗装道路に出て、3台のタクシーがすぐにやって来た時には、事前のご配慮にビックリ、感動しました～。迫力ある富士山から山行が始まり、2024年を暗示している予感でうれしさ倍増の初参加となりました！今後ともよろしくお願いします。(松本)
（文：鎌塚、写真：鎌塚/山本）
十里木高原展望台
朝日に照らされる越前岳
駿河湾を望む
越前岳山頂
