「第8回: 先輩の山の話を聞く会」
【日 時】
1月28日(水) 18:30~20:00
【場 所】
イノベーションフィールド多摩国分寺館 セミナールーム1
【講 師】
神﨑忠男 氏
【参加者】
70名 (支部員、軽登山靴会員、アルピニズムクラブ、他支部員、講師友人)
【記 録】
風の冷たい夜にもかかわらず、多くの方々にお集まり頂き、講演前から神﨑さんの人望の厚さが伝わってきた。受付を通る皆さんから、神﨑さんの話を聞きたいオーラが出ていた。セミナールームも大きいお部屋に変更した。準備して頂いた資料も63ページに渡り、登山界の全てが網羅されていると思われるほどに内容濃く参加者からも絶賛の声があがっていた。ご自身では下り坂の登山人生と仰って今回の演題は『エベレストから高尾山まで』と掲げた。1970年にエベレスト登山隊として参加した時のNHKが撮影したドキュメンタリー映像を見せて頂いた。見た後に語られた壮絶な実話に引き込まれた。
映画を見ているわけでもなく、小説を読んでいるわけでもなく、実際に体験してきた方が目の前にいて、そのままを伝えてくれているという迫力に鳥肌が立った。ご自身の滑落、仲間の死が語られ心が震えた。
1952年スイス隊が失敗して、1953年英国隊の初登頂からのエベレストの歴史が語られた。1970年大阪万博でネパールはパビリオンを出す力が無かった話や、ベースキャンプでNHK報道員とドクターの乱闘の話など、私たちの知るよしもない裏話も面白かった。
次に神﨑さんが撮影、作成されたヨーロッパアルプスの映像が映し出された。明るい音楽にのせて、雄大で美しいアルプスをトレッキングしているのを見て、「行ってみたい」と思った参加者が沢山いたようである。もちろん私もその一人である。
映像とお話から、「情熱を持とう」「海外へ目を向けよう」というメッセージを受け取った気がした。 最後に『ひとりになるな(自分)一人にするな(他人を)』という言葉で締めとなった。
懇親会へも半数以上の方が参加して、大いに盛り上がった。
(報告/中原。写真/松田)




