第11期登山教室 『御前山 静かな登山道で何度も地図読み』

日   時

2024年6月1日(土)  【晴】

参 加 者

(受講生15名、スタッフ14名)計29名
〔A班〕班L西山、班SL広瀬、川榮、齊藤、寺倉、藤井、講師 竹中、講師 近藤

〔B班〕班L村岡、班SL宮崎(順)、木谷、曽木、藤原、ボシエール、水谷、講師 中村(正)、SP片野

〔C班〕班L皆川、班SL中原、足立、小野、小原、田所、田邊、渡辺

総括L宮崎、SP岩本、SP村上、山行L中村(敦)

行   程

立川集合 バス7:05=都民の森駐車場8:50=月夜見第二駐車場9:45発 ―

小河内峠(休憩)11:00~11:10 ―惣岳山12:25昼食13:00 ― 御前山13:25~13:40-小河内峠(休憩)15:05~15:15 ― 月夜見第二駐車場16:10 バス=都民の森駐車場16:45=立川19:40着 解散

報   告

11期登山教室2回目の登山実習は天気に恵まれた。実習の技術目標はフラットフットの歩き方と地図の読み方としていた。出発前の班ミーティングでは必携品のレインウェアとヘッドランプを持っているかチェック。また地図で整置をしてから歩き始める。前夜までの雨で滑りやすい急な下り坂でフラットフットの歩き方を教える。今回のコースには地図にはない巻道がたくさんあり、地形がわかる所でその都度地図読みを行った。巻道の樹林帯にはギンリョウソウ、フタリシズカ、クサタチバナなどが咲いていた。時折涼しい風も吹き、まさに登山日和であった。途中A班が地図どおりに進路をとり、ソーヤノ丸デッコという険しいピークを越えることになってしまったことで登山道を外れた受講生が行動不能になるヒヤリハットが生じた。BC班がソーヤノ丸デッコ先の分岐でA班を見失ったことに気づき、トランシーバーでお互いの位置を確認。一時隊列の順番が入れ替わってしまったが、惣岳山で一緒になり昼食をとる。毎回心配な虫も今年は少なく、ゆっくりできた。山頂までの登山道はぬかるんでいる所もあったが滑り転ぶ人はいなかった。御前山では奥多摩方面の山座同定を楽しんだ。下山では魔の時間帯の14時ごろ、痩せ尾根を無事通過し、小河内峠で休憩。最後の登り120mに取りつく。時おり「まだか~」と愚痴も聞こえたが、ペース配分は良く、程なく駐車場に到着。

下山後、受講生からは「こんなに地図を見て歩いたのは初めてだ」などの声があり、地図を見て登ることの楽しさを感じられたようだった。山には必ず、紙地図を持参してほしい。

<文/中村(敦)、写/村岡>

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