6月16日(日)、登山教室PTのスタッフ研修を実施した。参加者は宮崎(紘)講師と近藤副支部長のほか、スタッフ(浅野、岩本、片野、高岡、富永、中島、中山、西山、皆川、宮崎(順)、村岡)の13名。場所は浅間嶺から松生山。
今回の研修の目的は、登山教室の先頭の歩き方、トランシーバーの扱い方、コンパスの扱いと地図読み、緊急時の対応(ツェルトの張り方)の習得である。
武蔵五日市駅に集合し、上川乗バス停で下車。小雨が残る中、講師からトランシーバの特性と使い方の講義を聞き、出発。地形や地図の読み方を随時研修しながら、浅間嶺までは登山教室のペースで歩く。浅間嶺の展望地で昼食。雲が多めの天気だったが、山座同定の仕方を学び、思い思いにコンパスを使って同定を楽しんだ。その後場所移してツェルトの張り方講習を実施。ストックのみで張る方法や立木を利用した方法など2人一組で1時間ほど実習した。
下山は松生山から国土地理院地図にない尾根ルートを地図とコンパスを頼りに笹平バス停まで歩いた。等高線の微妙な幅の変化や地図に現れない小ピークに悩まされながら、何度も現れる急斜面を慎重に下った。
まだまだこれからもさらに経験を積む必要があるが、地図を読む、地形を読むことの意味と大切さと楽しさを理解できた研修であった。 (文・写真/村岡庸こ)