報告)新緑に囲まれて新入会員歓迎ハイキング     清水節美 

4月7日、奥多摩山開きにあわせて新人歓迎ハイキングを総務委員会が主催した。2023年4月以降の新入会員12名、スタッフ他8名、合計20名が参加した。奥多摩町主催の開山式の神事が10時から行われた。東京多摩支部の代表で野口支部長が玉串の拝礼を行い、参加者もあわせて登山の安全を祈願した。

ハイクの出発点である登山園地に着く頃には、青空が見られた。緩やかな登り坂のあと現われた188段の急な石階段をあえぎながら登る。五重塔の広場で休憩。息吹きだした新緑のグラデーションで山が美しい。愛宕山山頂、愛宕神社を通り森林セラピーロードへ入る。気持ちのよい森林浴である。足元にはウッドチップが敷かれて歩きやすい。所々に椅子が設置してある。星空浴用スペース、ヨガスペースも整備されている所でランチ。新旧会員が打ち解けて和やかな雰囲気になる。時折ウグイスの鳴き声も聞こえてくる。キクイタダキやヤマドリもいるようだ。奥多摩総合グランド付近ではソメイヨシノが満開を迎え、花桃・しだれ桜や芝桜は五分咲きだった。山にはミツバツツジ、コブシ、キブシ、ツバキが咲き心を癒してくれる。

最後に奥多摩BCで、BCの使い方や今後の行事を紹介したり、日本山岳会発足当時の冊子などを閲覧しながら歓談する。新緑と春爛漫のなか、新入会員との交流を深めるよい機会になった。

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