報告)天竺山からあきる野の史跡を巡りのらぼう菜を摘む

日時 2022年4月17日

天候 晴れ

参加者 

8名/L本多、SL石塚、岡、岡田、佐伯(享)、高橋(郁)、竹中、富澤

行程

武蔵五日市駅9:00→三内神社→天竺山→横沢入→11:30 大悲願寺(昼食)→正光寺→留原→小和田→広徳寺→沢戸橋→15:00本多農園(のらぼう菜収穫)16:00解散 

記録 

天竺山山頂にて

毎年人気の「のらぼう菜山行」は、予定の日が雨で延期になり、当初の半分以下になった参加者は、五日市駅前から本多さんの家のそばを通り三内神社に上った。神社の脇から、新しく整備された急で細い尾根道を登ると、30分ほどで天竺山頂上(310m)に着いた。道の両側には、フデリンドウ、シュンラン、チゴユリなどの花が見ごろで、登山道整備で植えられたらしいシャクナゲが

シャクナゲ

頂上まで続いている。素朴な三内神社本社に拝礼して広場で休憩。「天竺山山頂 三一0米」と彫った石の標識が真新しい。

 急な尾根道を、7つの谷戸から成る里山保全地域 の横沢入に下った。ウスバシロチョウが緩やかに飛び、湿地の中の蛙の

声があたりに広がる。そこから見事な白萩で有名な大悲願寺を訪ね、昼食。大悲願寺は、1191(建久2)年、源頼朝の命を受けて平山季重が開いたと伝えられる真言宗の寺院。仙台藩主伊達政宗との所縁でも知られている。

三内神社

 大悲願寺から、あきる野の町の中を抜けて、市の文化財に指定されている古刹、臨済宗の広徳寺(1973(応安6) 年 創建)まで歩いた。イチョウの巨木や、タラヨウ(葉の裏面に経文を書いたりしたというモチノキ科の常緑高木で、葉書という名の由来となった)でも有名。沢戸橋から上った本多農園であきる野名産ののらぼう菜を摘み、持ってきた袋にいっぱい入れて帰途に就いた。 

(文・写真/石塚嘉一)

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