日 時
2024年6月22日(土) 【天 候】 曇り時々晴れ
参 加 者
33名(受講生18名、スタッフ15名)
〔A班〕班L村岡、山行班SL皆川、川榮、齊藤、高原、寺倉、藤井、谷貝、講師野口、SP片野、宮崎(順)
〔B班〕班L広瀬、班SL吉田、内田、木谷、曽木、藤原、ボシエール、統括L宮崎(絋)、SP中村(敦)、SP浅野
〔C班〕班L西山、班SL辻、足立、小野、小原、田所、田邊、三田、渡辺、SP岩本、SP高岡、山行L山内
行 程
7:10立川北口公園(貸切バス)=8:10~25御岳登山鉄道滝本駅=8:35~9:15御岳山駅→9:30~35御嶽神社下→10:00~10バイオトイレ→10:50~11:00芥場峠→11:50~12:30大岳山荘(昼食.ミニ講座)→12:50~13:20大岳山頂→13:35~40大岳山荘→14:20~30芥場峠→14:55~15:05バイオトイレ→15:55~16:20御岳山駅=16:30~40滝本駅=18:10立川着
報 告
前日梅雨入りしたが、好天に恵まれた。今回は奥多摩三山最後の大岳山である。バスで、野口支部長の「夏山の注意(熱中症.脱水症.日焼け)と登山前後のストレッチ」の講座を実施。
御岳山駅前広場で班ミーティング、体操を行い出発。集落を通り、整備された登山道では仲良く会話が弾む。東屋を過ぎると本格的な登山道となる。涼しげな白いヤマアジサイが咲いている。沢沿いの道を離れ急斜面を登ると芥場峠に登り着く。吹く風が心地よい。鍋割山の尾根と合流した先から岩が多くなり、鎖や鉄階段が現れる。足元に神経を集中させて歩く。難所が過ぎて程なく林間に大岳山荘が見える。山荘上の広場で昼食休憩。昼食後、大きな岩を使い三点支持の講習を行う。鳥居をくぐり素朴な狼の狛犬がある大岳神社。ここから先は、急斜面の岩場が連続し講習の実践場となる。足場と手掛かりを確認して登る。歩き方には個人差は有るが怖がることなく無事に登頂。山頂では富士山が出迎えてくれ、これまで登った三頭山、御前山をはじめ南西部の山々が見渡せた。束の間の山頂の景色を目に焼き付け、下山は同じ道を辿る。岩場や鎖場などの下りの難所は、少しバランスを崩しそうになるが慎重にゆっくりと足場を確保し無事に通過。ほぼ予定通り滝本駅に到着。
今回は、実践を伴う岩場歩きの講習や、夏山の注意講座があり学ぶことが多かった。受講生には、奥多摩三山を踏破したことにより一段階ステップアップしてほしいと感じた。
<文/山内ひとみ、写真/辻正人.高岡洋子>