報告)野火止だより14号

野火止保全活動PT(通称:野火止保全林の会)活動報告

林内では木の芽が芽吹き始めてきた。季節の移り変わりを感じ始めてきたが日が差さないとまだまだ寒さは厳しい。

樹木の芽吹き出したこの時期は樹木移植に適した時期だ。

保全作業初めてのコナラ実生木の移植作業をした。

 

 

2月9日(日) 野鳥観察および定例作業 晴れ 参加者10名

定例作業前に今回も野鳥観察をした。里中講師に連れられ野火止用水遊歩道~玉川上水小平監視所~玉川上水駅前~玉川上水西中島橋~野火止保全地域(中島町)を観察した。小平監視所では、カワセミ、アオサギ、カワウなどの水鳥を多く観た。また、枯れた樹木で樹皮の下の虫をあさるコゲラがドラミングしていた。

 

カワセミ

アオサギ

カワウ

コゲラ

コゲラ

 

 

 

 

 

 


保全地域に戻り、保全作業初めてのコナラ実生木の移植作業をした。作業は初めてのことでワアーワアー言いながら何とか10本移植した。何本くらい生育するのか楽しみである。また、初の作業のためか10人もの参加者が集まり活気ある作業ができた。移植作業が比較的短時間で終了したので、林内の枯枝などを集積した。

 

コナラの実生

実生の移植水溜つくり

実生の移植

移植されたコナラ実生木(ピンクテープ)

 

 

 

 

 

その後、樹木調査係3名は樹木調査を実施した。担当区の調査を終えたが樹種の特定の課題が残っている。調査木は195本になった。

 

 

2月19日(水) ロープ柵補修の事前調査 晴れ 参加者2名

新規入手した複式ショベルの使い勝手と木杭の打点時の割れ防止策の確認をした。複式ショベルは新規穴明けには有効であるが重いので体力が必要。割れ防止策は金属バンド締めや木杭頭部水濡らしなどはあまり効果が見られなかった。何事も試行錯誤が続くのも楽しいものだ。

 

 

2月25日(火) 定例作業 晴れ 参加者5名

ロープ張り

木杭のロープ柵補修を優先して実施した。黄色のロープは全て交換した。

参加者が少なかった割には作業が順調であった。次回は、ロープ張り5mほどと添え木2ヶ所の作業と擬木ロープ柵を含め実施する。

 

野鳥用水場

野鳥観察用に水場を仮設置してみた。

野鳥が寄ってきてくれるのかが楽しみである。

 

 

 

新しく移植作業を試行錯誤で行ったが、新しい命を生育させることで楽しい作業だった。

 

☆野火止保全林の会問合せ先:河野悠二 kyuuji@mwd.biglobe.ne.jp

野火止保全地域の活動や野火止だよりおよび入会に関するお問い合わせにご利用ください。

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