報告) 奥多摩BC 講演会 松田支部会員の「地震と火山」

7月6日(土)午後1時30分より、東京多摩支部地域交流事業の一環として、奥多摩町南氷川自治会と東京多摩支部奥多摩BC運営委員会の共催(今回2回目となる)により、松田慎一郎氏(東京多摩支部会員·奥多摩BC運営委員)の講演会「地震と火山」が開催された。  場所は木村氏(東京多摩支部会員·奥多摩BC運営委員)の「あとりえ和泉」(ご自宅ギャラリー)にて、町長、自治会長はじめ南氷川自治会から17名、消防署員2名、東京多摩支部会員 岡、高田、小口 3名、奥多摩BC運営委員8名の計31名が参加した。

講演会は、震度・マグニチュードの解説、地震や津波の特徴、プレートの沈み込みによる活火山の分布状態、巨大地震発生により火山噴火が誘発される等々、興味深い話題が続いた。また、いろんなデータから東南海地震が近づいており富士山噴火が誘発、さらに火山性ガスの漂う場所での心得など、改めて日常的に防災を意識する必要性を教えられた。 一方、奥多摩地域には活断層が確認されていない、活火山も無く地盤が強固であるなど地元の方々にとって安心材料となる話もあった。時には、松田さんお得意の脱線した話も興味深く、楽しく笑いもあった。会場には地震計の実物が展示され、そばで足踏みするとグラフの波形が揺れる様子も観察でき、手に取って見たり、皆興味深げに覗いていた。

会場からは「富士山が噴火した場合、火山灰は奥多摩にも降ってきますか?」「地震計と震度計はどう違うのですか?」といった活発な質問が相次ぎ、1時間半以上に及んだ熱気ある講演会を終えた。

(文/西村 /写・坂井)

 地震計

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