報告) 越後駒ケ岳

 

-魚沼のシンボルに挑戦-

 

【日時】

2024年9月7日(土)~9月8日(日)

 

【天候】

1日目晴れ 2日目曇り一時雨時々晴れ

 

【参加者】

8名。L/中原SL/西山、山本(曜)、加瀬、前田、市村、中山、小林(美)

 

【行程】

1日目 13:30浦佐駅(集合)=伝之助小屋

2日目 伝之助小屋4:00=枝折峠4:20→明神峠5:15→駒ノ小屋9:45→10:05山頂  10:40→小倉山10:40→枝折峠15:10=白銀の湯=17:30浦佐駅(解散)

 

【記録】

出発前日ギリギリまで天気予報に首ったけ。前線が停滞し60%の降水確率を示すサイトもある。迷いに迷って実施を決めた。

7日は小屋までの移動のみ。しかしアクシデントが。武蔵野線が遅延、埼京線が止まってる。なんと新幹線も動いてない。無事に着けるのか?皆はどうしているだろう?

メールでやり取りをし、動き出した新幹線に乗り込んだ。浦佐駅で皆の顔を見た時、この山行が無事に終わったかのような安堵感だった。

8日真っ暗な中、宿を出発。枝折峠まで送ってもらう。滝雲鑑賞の人が多いようで駐車場は満車だった。ヘッデンつけて登山開始。滝雲ビューポイントを通り、明神峠到着と同時に夜が明けた。パラパラと雨が落ちてきてレインカバー装着する。

明神尾根をたどり、途中開けた所で、滝雲もどきが見られた。小ピークをいくつか越えて、時々パラパラと落ちていた雨もあがり、道行山分岐に到着。ここを過ぎると山頂が見えてくるようだが本日は見えず。わずかなアップダウンを繰り返しながら小倉山分岐へ進む。曇り空から時折陽がさしてきた。標高1300m手前の開けた場所で足が止まる。周りの山々が姿を現してきた。荒沢岳や中ノ岳を同定しグルーっと目を向けると、見ると幸福が訪れると言われている天使の梯子がかかっていた。神々しい。確かに幸せな気分。思い思いに写真に納める。

前駒から雪渓を見る

天使の梯子

駒の小屋にて。管理人さんと語らう。

小倉山分岐から一旦下って登り返し百草の池を過ぎると傾斜が増してくる。前駒を越え急傾斜の岩陵帯をペンキ印に従って登ると駒の小屋に到着。管理人さんとの会話をしばし楽しみ山頂を目指す。あとひと頑張り。主稜線をたどり中ノ岳分岐を右手へひと登りすると猿田彦大神が迎えてくれる山頂到着。

山頂にて。青空が覗く

 

 

 

 

 

 

 

 

皆とハイタッチで喜びを共有した。かなり速いペースで歩いてこられたので、ゆっくり過ごした。残念ながらガスで展望は僅かだったが、青空が出た瞬間は歓声があがった。復路は希望者のみ小倉山山頂を踏んだ。10分弱だったが、土砂降りにあいレイン装着した。「全ての天気を経験できましたね。」と何でも楽しめる仲間たちだった。

慎重に下る。

 

【感想】

参加者からの抜粋

・行きたい山だったので嬉しくてすぐに申し込んだ。
・行程が長いので中止かと思っていたが、₍決行」の連絡をもらい、急いでパッキングをした。
・交通機関の乱れがあったが、柔軟な対応のお陰で無事に集合できホッとした。
・この山塊は想像以上に大きくガスのかかる時々の稜線展望でも、その大きさを垣間見えた。
・ガスだったが、時々姿を現した尾根や中ノ岳、奥只見湖が見えて感激した。
・雄大な山並みや雪渓、高山植物を眺めながら歩いた時間は日頃の疲れを癒してくれた。
・駒の小屋直下の岩稜は神経を使ったが、声をかけあい通過できて自信になった。
・紅葉の時期に再登したい。
・不安定な天候ながら時々晴れ間もでて良い山行だった。
・皆と一緒だったのでロングコースも楽しく歩けた。
・長い道のりをゆっくり且つ着実に歩む事の大切さを再認識できた。
・グループ山行の魅力を知った。
・装備品や行動食も個性があって参考になった。
・L,SLの行程管理や盛り上げもあり、気持ちよく参加できた。
(文責:中原。写真:山本、市村、中原)

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