2024年9月8日(日)に、中級登山教室のスピンオフ企画として奥多摩のシダクラ沢の沢登りに行った。リーダーは中村(正)、講習生は、浅野、高岡、村岡、山下(和)の4名。
奥多摩駅に集合して8:35のバスで惣岳バス停まで移動した。奥多摩は午後から雨の予報で天気が危ぶまれていたが、朝は好天だった。荒々しい惣岳渓谷の景観を楽しみつつ、長いしだくらの吊り橋を渡って、9:10取水堰上の入渓地点に到着した。木漏れ日の中、小滝の続く気持ちの良いシダクラ沢の遡行を楽しむ。途中2条2段の5m滝を、ロープを出して一人ひとり丁寧な足取りで登る。更に進むと、末広がりで水量豊かな立派な滝が現れる。この沢最大の7m滝だ。ここもロープを出して慎重に登る。爽快な体験だった。沢も終盤に近づき、13:00、トチノキの大木がある奥の二俣で大休止。今日のおさらいと質疑をリーダーと行う。その後右俣に入り、沢から離れて道なき道の急斜面をひたすらツメ上げる。皆で励ましあいつつ、音を上げる寸前で、13:50,大ブナ尾根の1,020m付近に合流。そこからも急坂下りが続くが、サス沢山からの奥多摩湖の展望に癒されつつ、14:50に無事、奥多摩湖に下山した。奥多摩BC傍の三河屋の温泉で息を吹き返し、バテレさんで反省会行った。最後まで天気がもってくれて、望外のコンディションでの素晴らしい訓練になった。