実施日:11月16日(土)9:40 JR国分寺駅改札前集合
行 程:国分寺・日立中央研究所庭園~都立殿ヶ谷戸庭園
~お鷹の道・真姿の池湧水群~万葉植物園~武蔵国分僧寺跡、解散
参加者:6名
国分寺・日立中央研究所庭園
国分寺にある日立製作所中央研究所の秋の庭園公開日が、今年は16日(土)とのことで皆さんにお声掛けして出かけてみた。
国分寺駅から10分ほどで中央研究所の「協創の森」へ。東京ドーム約5つ分の敷地内には約120種、27,000本の樹木があり、谷沿いにはシラカシ、ケヤキ、ムクノキなどの樹木、平地にはアカマツ、クヌギ、コナラ、ヒノキなどの樹木が多く、敷地の東側の森では樹高25mを超すシラカシ、ケヤキなどが手つかず状態で残されており、様々な生き物の生息、生育する貴重な場になっているとのこと。
自然がそのままの状態で残されている協創の森では、オオタカ、ウグイス、メジロ、カワセミ、コジュケイ、カイツブリ、マガモなど40数種の野鳥や、タヌキなども見られ、貴重種のキンラン、ギンランなども多く生育しているとのこと。
国分寺崖線(ハケ)からの湧水は野川から多摩川へと流れ東京湾へ。その野川の出発点となる湧水の源頭地を見ることができたが、少し遅れて入場した知人は長い行列で諦めたとか。
紅葉にはまだ早かったが、2羽のハクチョウがゆったりと泳ぐ大池の西側に並ぶメタセコイヤの黄葉が美しかった。国分寺の野菜や花、様々な出店やキッチンカーなどもあり楽しめた。春には「協創の森」の600本の桜が花を咲かせるそうで、春の公開日にもぜひ訪れてみたいものだ。
都立殿ヶ谷戸庭園
殿ヶ谷戸庭園の東屋でランチをということで国分寺駅の南側にまわり、国指定名勝、「殿ヶ谷戸庭園(‶随冝園〟ずいぎえん)」へ。
国分寺の崖線を活かした和洋折衷の「回遊式林泉庭園」を散策して、紅葉亭で次郎弁天池を見下ろしながらランチとした。ここではホトトギスやツワブキが見られ、モミジの紅葉にはまだ早かったが、冬に備えて伝統技能の見学会、松の‶雪吊り〟の作業が行われていた。
お鷹の道・真姿の池湧水群~万葉植物園~武蔵国分僧寺跡
ポカポカ陽気だったので、ついでに「お鷹の道・真姿の池湧水群」へ。
不動橋を渡り進むと、澄んだ湧水に白いカラーの花が咲き、イネ科のジュズダマ (数珠玉)があり、「子供の頃、つないで数珠の玉にした」と話が弾んだ。途中でそれぞれが農家さんの獲れ立ての秋野菜を買い込んで大満足。真姿の池・弁財天~万葉植物園~楼門~武蔵国分僧寺跡まで歩き、解散とした。
(文/岡田、写真/河野)