報告)三ツ峠アツモリソウ種蒔き・除草

日 時

2023年11月11日(土)~12日(日)

天 候

11日曇り、12日曇りのち晴れ

参加者

河野(SL)、吉田、村上、小河、八木 計5名 他にご指導役の伊藤さん。

記 録

一日目:河口湖駅から御坂登山口へバスで移動し、登山口から歩いて三ッ峠山荘に12時に到着。昼食休憩後、長年保護活動をされている伊籐さんと一緒に保全地区へ移動。まず、笹の根を鎌で掘り起こしてから、地面が平らになるよう整地してアツモリソウの種を蒔いた。(3ヶ所)種蒔きの後は、別の保全地区へ移動して苔の多くある土壌に広く2ヶ所に種を蒔いた。その後、草原上に最初に出て来るクマイチゴの根の掘起しをした。(クマイチゴが発生すると他の植物の成長を阻害する。)

夕食後は三ッ峠山荘のご主人・中村さんからアツモリソウ保護活動の苦労話や、アメリカでの保全活動の実情などの話で盛り上がる。

二日目:朝5時半に起き外に出るも濃霧で全く廻りが見えず、突風もあり開運山登頂は中止。午前中、小屋裏のカリヤスモドキ(イネ科)の穂を刈った。(草原上にカリヤスモドキが発生すると土壌の水分を吸い上げて土壌が乾燥化するので、それを防止するため。)山荘で昼食にカレーを食べてから登山口まで下山し、タクシーで河口湖へ。

伊藤さんが40年余りの間、毎年アツモリソウの保護活動を続けて居られると知り、その深い関与と献身に心を打たれる思いだった。

種まき前の整地作業

種まき前の整地作業

アツモリソウの種

アツモリソウの種

クマイチゴの根の除去作業

クマイチゴの根の除去作業

三つ峠山荘前にて

三つ峠山荘前にて

 

(文/八木,  写真/八木・河野)

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