報告)野火止だより12号

 

野火止保全活動PT(通称:野火止保全林の会)活動報告

林内はようやく冬に近づいて木々の葉も大分落ちてしまった。枯枝の集積や落葉かき作業の季節が巡ってきた。これからは寒い中での屋外作業である一方、野鳥観察などの楽しみもある。

 

12月4日(水) 東京都派遣の環境アドバイザー来訪 晴れ 参加者6名

講師は、東京農工大学名誉教授の福嶋司氏である。

東京農工大学名誉教授
福嶋司氏の講話を聞く

講師に林内を全体把握するため巡回しながら樹木の説明を聞いた。巡回後に講師から強く言われたのは、どのような雑木林にしたいのかを明確にするようにとのこと。一番手を加えている地区は以前の薪炭林したらどうかとアドバイスされ、薪炭林にない樹木を早速20本位伐採した。

 

 

 

 

伐採木の作業1

伐採木の作業2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手袋やヘルメットも着用する時間がないほど手早かった。講師に引っ張られ指示された樹木を伐採するのに一生懸命であった。伐採しきれなかった樹木も後日の伐採指示を受けた。

 

 

 

 

 

12月8日(日) 野鳥観察および定例作業 晴れ 参加者7名

 

久し振りに里中講師と野鳥観察を実施した。

エナガ

保全地域内では飽きてしまうので、観察に慣れて野鳥を憶えることを主にして、野火止用水遊歩道~玉川上水遊歩道~東大和駅を観察した。14種類の野鳥が観察された。
その後、保全地域に戻り、福嶋講師が指示された樹木を7本伐採した。4日に伐採した樹木を含め伐採木をチッパー作業広場に集積した。作業終了後に初めての忘年会をし保全活動談義に盛り上がった。

伐採木の集積場

伐採後

作業後の道具の手入れ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 12月11日(水) 野鳥観察のレクチャー 参加者6名

里中講師が経営する遊歩道珈琲店内で小平市界隈で観られる野鳥約30種を説明していただいた。野鳥の特徴や鳴き声を憶えることを教えていただいた。その後、店内で美味しいカレーとコーヒーを堪能した。

 

 

 

12月野火止保全林で出会いました

マユミ

キチジョウソウ

ヤブコウジ

 

昨年1年「野火止だより」をお読みいただきありがとうございました。
今年も一層の内容充実を目指した「野火止だより」を掲載いたしますのでお楽しみにしてください。

 

 ☆野火止保全林の会問合せ先:

河野悠二 kyuuji@mwd.biglobe.ne.jp

野火止保全地域の活動や野火止だよりおよび入会に関するお問い合わせにご利用ください。

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