第8期初級登山教室「大菩薩嶺」登山実習報告

実施期日 天候

2021年10月16日(土) 天候:晴れのち曇り一時あられ

参加者

受講生 15名、スタッフ10名、計25名

(A班)浅野、上原、内田、田村(郷)、田村(満)、平野、三原、山行L兼班L武藤、班SL中村(敦)、講師宮崎、 SP竹中、石川、

(B班)片野、久保嶋、白川(ま)、白川(み)、高田、古谷、宮崎(順)、吉田、班L河野、班SL富永、講師野口、SP佐久間、小池

行程

甲斐大和駅8:00=8:50上日川峠バス停9:30→10:00福ちゃん荘10:10→11:25雷岩11:35→11:45大菩薩嶺11:50→12:00雷岩(昼食)12:25→13:15大菩薩峠13:30→14:20武蔵山荘14:40→14:50福ちゃん荘→15:10上日川峠バス停15:40=16:30甲斐大和駅

報告

8期の受講生にとっては、新型コロナの影響を受け、1年間の休止後の今年上期の登山実習4回も全て中止となっての久し振りの山行である。コロナ対策を十分して実施をした。

緊急事態宣言の解除などで甲斐大和駅は多くの登山者で混雑していたが、増便バスにスムーズに乗車した。上日川峠周辺の駐車場は満車状態であった。天気は快晴で富士山の展望が楽しみである。

駐車場脇の樹林帯の中で身支度、ミーティング、準備体操をして出発する。受講生もスタッフも久し振りの山行なので意識してゆっくり登る。樹林帯の木々は少し紅葉が始まっている。

福ちゃん荘で唐松尾根の登りに備えて衣服調整、水分補給などをする。唐松尾根の登りでは登山者に次々と追い抜かれる。樹林帯を抜ける手前あたりからガスが出てきて展望が怪しくなる。雷岩の稜線に上がると強い風が待っていた。振り返るとガスに包まれ富士山の展望ができず残念であった。

大菩薩嶺頂上は樹林に覆われ展望はないが、全員の記念写真を撮り雷岩に戻る。雷岩手前の倒木帯で昼食にする。休んでいると体が冷えてくる。これからの稜線歩きを考え受講生に防寒具を着用してもらう。一時あられ混じりの強風に慎重に稜線を下る。残念だが展望は全くない。途中岩場の下りを慎重に通過した。

今回の山行では、小屋平バス停の最終便に合わせ、大菩薩峠でのタイムリミットを設定してあった。大菩薩峠では15分程度遅れていた。天候は何とか持ちそうだが、小屋平バス停の滑り易い下りや久し振りの山行などを考慮し、残念だが大菩薩峠から直接上日川峠バス停に下る決断を受講生に伝える。大菩薩峠からの林道途中の勝縁荘から外れ宮崎講師、野口支部長の母校の山荘「武蔵山荘」を見学する。OB達からお茶をご馳走になりながら11月高畑山・倉岳山登山計画書の説明をする。武蔵山荘を後にして上日川峠バス停には増便予約変更のバスにスムーズに乗車した。久し振りの山行ではあったが受講生に特にトラブルがなかったのは良かったが、富士山などの大展望を眺められなかったのは心残りである。

(文/河野悠二、写真/河野悠二)

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