報告)ナビゲーション実地講習 ①『石神前~吹上峠』

日時

2023年4月30日(日)

 

天候

曇り時々雨

 

参加者

7名/講師・近藤(雅)、八木、宮崎(順)、中村(香)、清水(節)、西山、小澤(拓)

 

行程

石神前駅 10:00集合 10:05石神社(準備体操、コンパス使用方法説明)→10:30JR青梅線踏切→11:25二つ目の二股→12:25~40送電線鉄塔跡(標高454.3と406の間の小さい三角の北頂点/昼食)→13:40第2高点→14:35吹上峠→14:50柳川バス停(バスの時間を見て東青梅まで徒歩)→16:00デニーズ青梅店/東青梅駅(復習・振返り

 

記録

数日前から、「二つ玉低気圧」の存在を予想する天気図より、前日、集合時間を7:40⇒10:00に変更の連絡。天気の回復を見ての実地講習となった。
持ち物は地形図とコンパスが必須。計画書にはバリエーションルート。どんな講習かとおっかなびっくり参加された方もおられたようだ。結果は楽しさ満杯の充実した有意義な一日であった。天気が良く、定刻の早朝からの講習であったらと思うところ。

スタート前、持ちこたえそうであった雨が降り始め、準備体操はレインコート装着してから。色とりどりのザックカバーに、色とりどりレインコートは、どんよりとした天候、うっそうとしつつある沢沿いの道には”バエ(映え)”であった。(自分的には)

スタートは、日頃、地形図・コンパスは持っていても、あまり機能させていないことがよくわかる、そんな出足であった。進むたびに現れる地図上にあるチェックポイント(沢や小橋)。日頃見ていないチェックポイントで現在地の確認及び進行方向が度々行われた。

行く先々で行われる現在地の確認とコンパスによる進行方向の確認は非常に参考になった。今後の山行が楽しくなることまちがいなし。コンパス買ってよかったと初めて思えた方もいたのでは。また、高価なコンパスの元がやっと取れたと思ったかもしれない。

また、道幅が狭くなると、蜘蛛の巣をまともに顔で受けてしまうこと度々。先頭を途中交代しながらの「ルートファインディング」。Nさんが先頭の際は、コンサートの指揮者のように木の枝をフリフリ蜘蛛の巣を除け、我々を先導されているのが後ろから見て笑えた。(失礼しました。)

度々行われる現在地のチェック。実は現在地がなんとなく不明だが、隣の人の指先を見て指先動かし、解ってます顔をすること度々。多分講師にはバレバレ。コースでは講師が予定していたルートファインディング・「迷走ポイント」2ヵ所が用意されていたはずが、手作り道標にてスンナリ進行方向発見。以前は無かったとのこと。ちょっとがっかりされていたかも。新たな迷走ポイントの発掘を期待している。

今回の講習は、破線ルートも無いいわゆる「バリエーションルート」。進行方向によっては、「尾根は道」。「尾根の先が丸まって膨らんだところはピークのようだ」「その先にはコルが」「分かれ目」そんなルートファインディングを経験しました。ただ、踏み後はあるが地図が読めなければ誤った方向の踏み後を辿ってしまいそう。そんなルートもあり、不安が煽られる感じもしばしば。とかやっているうちに、雨天による短縮ルート終点の吹上峠へ。そこでは、休憩しながら新旧、明治・大正・平成の三世代のトンネル上で下山後の予定を決めた。

下山後のミーティングでは、本日の振り返り・反省。および今後の予定の確認。また、今後必要となる登山道具の紹介。色々と盛りだくさん。やってみたいことが多く、果たして全部できるのだろうか。ぐらいに膨らんだのではないだろうか。座学と実地の両面からの講習会であり、きっと自分の知らなかった登山への深さを知る良い切っ掛けになり、有意義な一日であった。
次回以降も楽しみである。

(記録、文:小澤拓/写真:西山)

スタート地点雨具を着けて

振りだした雨

 

 

 

 

 

青梅線の向こうへ

何度も何度も確認する

 

 

 

 

 

 

コンパスを駆使

第二高点、P314地点

 

 

 

 

 

 

 

地形を見ながら歩く

吹上峠へ下りる

    

 

 

 

 

 

吹上キレット

明治のトンネル付近へ下山

 

 

 

 

 

 

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