日時 1月8日
今年も正月8日に恒例の奥多摩BC開きが行われた。まず、奥多
摩駅に集合した総勢11人、9:20発のバスで初詣に向かった。境橋で降りて、石井会員の案内で、右上を通る奥多摩むかし道に上がって、奥多摩湖の方に少し行った参道を行くと白髭神社がある。16世紀初頭の創建で、社に覆いかぶさるように立つ石灰岩の巨大な岩がご神体として都指定天然記念物に指定されている。ここで新年の祈願をする。
そのあと、「境の清泉」で水を汲んだり、大きな木に生った柚子を目当てに下りてきた数匹の猿がこちらを眺めているのを見ながら、むかし道を氷川に向かって歩いた。
途中で、木村さんの出迎えを受けて、一緒にBCのある地区の氏神さま、羽黒三田神社に上り参拝した。
奥多摩BC開きでは、木村さんの挨拶のあと、坂本BC
委員長の心のこもったおせちとお雑煮をいただき、一升瓶からのお神酒で新年を祝った。お雑煮があまりに美味しいのでみんなお替りをいただく。南氷川自治会の会長と副会長も参加され、石井さんが多摩支部の活動について説明する。地域との交流もBCの重要な目的の一つなので、今年は自治会と一緒にハイキングをしましょうかという話も出ていた。毎年、氷川の夏祭りの目玉、愛宕山の上に上がる打ち上げ花火の日に合わせて、BCで生ビールを飲む会が開かれているが、コロナのため、花火が中止されてきた。「今年こそ花火ができるといいですね」と話し合った。コロナが収まってBCの利用も増えることを願ってお開きとなった。
参加者15名(うちゲスト1名)/石井(秀)、木村、小嶋、坂本、佐久間、辻橋、富澤、中村(敦)、松川(征)、松田、山内、和田、山下肇(ハイキングのみ)、仁藤正夫(ゲスト、日本山岳会・「高尾の森づくりの会」事務局長)、石塚。 (文・写真/石塚嘉一)