報告)2021年度登山技術講習(無雪期・第2回)

1 日時

2021年10月16日(土)

2 山域

大ナゲシ(埼玉・群馬県境)

3 天候

晴れのち曇り、ときどき雨

4 参加者

(参加者5名) 佐藤 守(L)・中尾理絵・元木尚子・赤坂憲子・赤坂優貴

5 ルート及びコースタイム

赤岩峠登山口10:00発~赤岩峠11:30着~大ナゲシ分岐12:10着~大ナゲシ基部13:00着(ヘルメット・簡易ハーネス装着)・13:15発~大ナゲシ山頂14:30着~大ナゲシ分岐14:45~赤岩峠15:20着~~赤岩峠登山口16:30着

6 講習の概要

当初、ツェルト泊・自炊で講習を実施する予定であったが、雨予報のためツェルト設営等は次回以降に実施することにした。本年度第一回の講習で八丁尾根の岩稜歩行を経験済みであることから、今回はフリーで登れる手頃な岩峰であるオオナゲシで垂直方向の岩登りを体験することにした。

7 感想・意見等

(中尾)

廃屋が建ち並ぶ村落のなかにある赤岩峠登山口から登り始める。途中、蒸し暑い曇天が氷雨に変わり赤岩峠で雨支度をする。そこから大ナゲシへ細く傾斜した登山道を注意しながら進む。

アップダウンを繰り返し大ナゲシの前に着いた頃には雨が上がる。小腹を満たし、簡易ハーネスを身につけ、いざアプローチ。大ナゲシはそそり立つ岩山。雨で濡れた岩を3点確保で登る。虎ロープしかないスリリングな急騰やトラバースを声を掛け合いながら進む。

大ナゲシ頂上に着くと青空が見える。撮影後、下山。再び雨になり、足下に注意しながら赤岩峠へ。そこから赤岩岳へアプローチする計画だったが、天候や時間がオーバーしていることから下山することに。無事に赤岩峠登山口へ下山。

(元木)

青空から一変雨となり、濡れた落ち葉とその下に隠れた木の根に苦戦しました。鎖場・岩場をへてたどりついた大ナゲシの頂上は眼下が真っ白で眺望こそ望めませんでしたが、達成感がありました。

見えたであろう360°の眺望を想像するのも何だか楽しく、色々発見のある山行でした。

(赤坂優)

登山口に到着すると、東京での空模様と違い青空があり、気持ちの良いスタートを切った。高度を上げていくとガスがかかり、雨となった。大ナゲシに到着、岩は湿った状態で指を掛けると冷たく、足は滑る。緊張の連続、一歩一歩に注意しながら登頂した。久しぶりの岩登りでカンが鈍っているのを痛感した。

下山時はカンを取り戻せていたが、日ごろの練習の大切さを感じた。

(赤坂憲)

秩父の秘境感のある静かな岩山へ。切り立った狭い岩場も、私たちだけで独占できるのも良いです。久しぶりの岩登りでドキドキワクワク感を味わえて楽しかった。テープスリングやロープも一部使いました。

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