報告)1月平日山行「棚山」

展望のプチ縦走、山麓の湯に結ぶ

 

日 時

2023年1月12日(木)

 

天 候

晴れ/ほぼ無風

 

参加者

菅野丈人、佐久間、吉田博子、吉川、茂呂、吉田望、金山、浅野、鬼村、元木(SL)、西山(L) 合計11名

 

行 程

JR山梨市駅8:25タクシー⇒太良峠9:05→9:55神峰→10:25棚山11:05→11:40重ね石→13:15ほったらかし温泉(解散)

 

記 録 

山梨市駅に降り立つと朝の空気はまだひんやりとしていた。予約したタクシーが来ないのでミーティングをして、結局駅前のタクシーに「太良ケ峠へ」と、20分遅れで乗り込んだ。太良ケ峠は県道31号線の山梨市と甲府市を結ぶ峠、1100mほどの標高、9時前に着いた。開けた方を見やると南アルプスの高峰が白くのぞき、青い空に映えている。9時過ぎ、体操、準備をしてゲートの横から林道に入り歩き出す。20分ほどで登山道入り口「ドコモふれあいの森」の看板、衣服調整と小休憩をする。木立の葉が落ちて見通しのいいトラバース気味の道、小さなアップダウンを繰り返して、1169m「神峰」に着いたのは9:55。狭いピークだが「兜山」への分岐点。棚山への登路は鞍部から80mほどの標高差があり、傾斜が増しザレた道は滑りやすく、みな前傾してゆっくりの歩程になる。途中現れたトラロープが一役買ってくれる。辛抱するように一歩一歩上がると棚山山頂だ。山並みに息をのみ、嘆声があがる。甲府盆地、富士山、南アルプス南部、北部、大菩薩山塊、御坂山塊等の展望。にぎやかに写真撮影。予定より30分以上早く着いたので時間を多めにとって昼食休憩。山頂には我々だけで、風がなく、陽だまりがあり、思い思いに過ごして去りがたしの風情。集合写真の後、11:05に「重ね石」コース方面へ下山開始。ピークへの登りが急なら下りも急で、深い落ち葉の下を探るように歩を進める。トラロープがありがたい。時間に余裕があるので誰も焦っていないのが見てとれる。念のためと個人装備した軽アイゼンの出番もなく11:40、標高990m付近「重ね石」に着く。苔むした大きな石が2つ上下に重なっている。そこで小休憩して、尾根を外した登山道に入る。かさ高な落ち葉を踏みしめると土埃があがる。12:30、ススキの穂波に縁取られた道をゆるゆると歩き、キャンプ場などが見えてきて、短い山旅も終盤になる。温い日差しと広がる山並みはほったらかし温泉まで続いていた。13:15、標高670mほったらかし温泉に下山。山麓の露天風呂からの視界はほとんどが山と空、季節を変えて訪れたいと思わせる。(文・写真/西山)

 

感 想

スタートの太良ケ峠と棚山は標高差がなく、楽勝だと思いながらスタート。ところが最後に70mの急登。やっと登りきるとご褒美が。雲一つない南アルプス、白根三山、甲斐駒の大展望に皆大騒ぎ。山頂で昼食後第二の目標ほったらかし温泉へ。滑りやすい落ち葉に覆われた急斜面を慎重に降下。着いた露天風呂では富士山から大菩薩嶺の山並みと甲府盆地の大パノラマ。天候、展望、温泉と三拍子そろった山行に大満足。一緒に歩いた仲間にも感謝、感謝。(菅野)

風もなく穏やかな天気のもと落ち葉を踏みしめながら頂上へ。頂上からの展望は富士山やほかの山々が最高にきれいに見えました。意外と落ち葉の急な下りが大変でした。(佐久間) 

集中してトラバースする。

急傾斜に前傾、ストックで四つ足歩行

山頂から

赤石山脈スタメン

昼食後山頂にて

乾いた落ち葉に土埃をあけながら

展望よし、日差しぬくし、ここちよし

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