報告)12月 定例山行 醍醐丸・市道山

~ 静かな吊尾根を歩く ~

 

日 時

12月16日(土)

 

天 気

 

参加者

15名 L富永、SL上原、斎藤(理)、清水(茂)、古谷、山本(曜)、小河(今)、加瀬、金山、川島、菊川、高田、平野、宮本、本村

 

行 程

8:15陣馬高原下バス停 → 9:25和田峠 → 10:35醍醐丸 →

11:50 ~12:15 717m(昼食) → 12:45市道山 → 15:00臼杵山→

17:00元郷バス停

 

記 録

高尾駅から増発便のバスが出て、定刻のバスと2台に分かれて出発した。陣馬高原下バス停には大差なく到着した。

バス停で集まり、準備体操をし、2グループに分かれ自己紹介を行い出発した。バス停でパラッと雨が降ったが、曇りでも暖かく、衣服調整をするが和田峠まで少し汗ばんだ。

和田峠から登山道が始まる。少し行くと樹の間から、陣馬山が見えた。醍醐丸に行く人はほとんどいずバスに乗っていた人たちは陣馬山に向かったのかなぁと思った。少しずつ青空が見え、間もなく八王子最高峰の醍湖丸に向かう。10:35に醍醐丸(867m)に到着する。八王子最高峰だが、山頂は木立の中で、あまり山頂の感じがしない。醍醐丸のベンチで休憩し、市道山へ尾根を進む。ここから「関東ふれあいの道」で、市道山までは奥多摩耐久レースのハセツネカップで走られるコースになっている。

左手に奥多摩の山々右手に高尾の山々、小さなアップダウンを繰り返し、のんびりした気持ちで吊尾根を歩いた。クロモジの冬芽も楽しむことができた。

市道山に登る手前(717m)で昼食をとり、急登を登った。行程の残り半分まで来たが、食後すぐの登りはきつい。

市歩地山を左に登り市道山に到着。八王子の街を見おろしながら集合写真を撮った。臼杵山途中の北東斜面は尾根を境にして、坊主頭のように伐採されていた。アップダウンで疲れがでてきてペースが落ちてきたが、ゴムベルトを着用し前に進むことができた。

臼杵山に近づくにつれ風が強くなってきたが、暖かい風で助かった。休憩をとりながら、臼杵山に到着し臼杵神社で無事に下山できるようにお願いした。大岳山を見ながら急坂をロープに頼って降りたり、薄暗くなりヘッドランプを装着したり慎重に下山した。

家の灯りにホッとし、元郷バス停で解散した。13kmの道のりは長かったが、無事に歩けて、充実した山行だった。

文・写真/富永真由美

写真/上原加津維、山本曜子

 

醍醐丸・市道山の企画に参加しての感想

先ずは企画、実行してくださった山行委員会の皆さまに感謝申し上げます。また、参加の皆さまとご一緒にできて楽しかったです。

今回の企画に標高だけで、参加できそうと思ってしまいました。山行リーダーの「尾根道を楽しむ企画」の通り、厳しいアップダウンの続く道で、少しの平らな尾根道がとても貴重でとても気持ちよく歩けました。

記録によると標高差は登り1191m、下り1254mでした。楽しくても、怖い瞬間も多々ありました。

個人的な反省点はヘッドライトの作動確認はしましたが、暗闇の登山道を照らすには暗過ぎました。山小屋で使うぐらいでは問題ないのですが、足元とその先が見にくかったです。バス停では、ほとんど待たずにバスが来て、本当に良かったです。個人的に奥多摩のこのような山に出かけることが少ないので、山行委員会が企画してくださったおかげでいい経験ができました。また、参加させていただけることを楽しみにしています。

文/小河今朝美

醍醐丸・市道山 感想

三角おにぎりを登って下る繰り返しのような山道で、多摩の山のきつさを実感した山行でした。初冬の山道には落ち葉が厚く降り積もっていて、その下にある石に足を乗せると危険で、落ち葉のラッセルをしながら歩きました。尾根の風の強さ、谷の無風、夜の木立の中の道の暗さの中にいて、大いに自然を感じることができた一日で、とても良い経験になりました。今回は脚力が足りませんでしたが、またチャレンジしたいです。

文/菊川倫子

市道山_山頂

臼杵山伐採跡

市道山に向かう急登

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