日時:2024年1月16日(火) 18:30~20:30
会場:立川女性センター5F
出席:野口いづみ(支部長)、近藤雅幸(副支部長・事務局長・幹事長・ICT・総務)、柏木充(財務)、村岡庸こ(会報)、石橋學(山行)、河野悠二(自然保護・登山教室・野火止)、中村敦子(奥多摩BC)、石井秀典(山岳古道)、岡田陽子、清水茂美、西山さより
(監事)竹中彰 欠席:川瀬恵一(安全対策)、富永真由美
1.支部長挨拶
あけましておめでとうございます。
お正月に奥武蔵の天覚山から多峯主山から天覧山を経て飯能まで歩いた時にオープンチャットで集った団体(20名ほど)に遭遇した。あまり知らないメンバーの集まった山行は危うさも感じる。北島さんの報告書を3団体に送り、有元静岡前支部長から礼状がありコメントを頂いた。今日は本部から3名の理事が来訪され、後ほど協議事項を話し合う。
2.報告事項
※報告事項への質疑の中で、協議事項として話し合われたことを含む。
(1)事務局(近藤副支部長):
・JAC2024年の課題について会費や準会員制度についての提案が出た。
・2024年度の全国支部懇談会の開催は、神奈川支部主催で5月25日は第1回岡野金次郎碑前祭
(湘南平)、26日は「三浦アルプス」、「鎌倉大仏ハイキング」等の交流山行の案内。
申込締切2月15日だが延ばしてもらうよう依頼する予定。
・2024年度の3支部合同山行は、埼玉支部主催で10月20日(日)、「日和田山~物見山」。
埼玉支部に所属されていた田部井淳子さんが闘病後のリハビリで通った山で、今でも10月20日
の本命日にちなんで毎月20日に「思い出登山」している。…‥埼玉支部より。
▶都岳連その他(野口支部長):まだ1月の報告がMLで届いていない。都岳連HP参照のこと。
(2)財務委員会(柏木)
・12月31日の支部預金残高の報告。(書面にて)
・12月入会者 水内好江氏、倉崎知恵氏、坂井広志氏
・今年度の予算を行使して、経費精算書の提出を各委員会へ要請。経費精算書の
送付先は植草由利氏に加えCCにて真鍋由美子氏にも送付。
真鍋氏メルアドymk03run@yahoo.co.jp
(3)総務委員会(近藤)
・会員動向 12月末:通常会員246名、準会員55名、支部友3名 計304名
入会者: 坂井広志氏(8798)、倉崎知恵氏(A0517)、逝去 下野武志氏(11166) 1名増。
・総会は5月29日(水)か30日(木)PM18時半より立川女性総合センターで予定。総会資料の印刷は
武藤委員に依頼していたが負後は外部への発注を検討する。
・「春の集い」は3月20日(祝・木)12:00~14:00、聖蹟桜ヶ丘の「京王クラブ」で確定。
広報は会報とHP富士が呼び掛ける。締め切り2/20都市、会費5000円を支部への振り込みで
申込とする。呼び掛ける。締め切り2/20都市、会費5000円を支部への振り込みで申込とする。
改定された規約規定類を掲載。支部規約の改定案は2024年総会資料に掲載し総会で決議する。
・新入会者歓迎ハイキングは4月7日(日)、担当:佐久間委員、清水(節)委員。コース検討中。
(4)会報広報委員会(村岡)
・次号「55号」は2月10日頃発刊予定。今後ゲラを幹事会メールで回覧するので校正を依頼。
(5)ICT委員会(近藤)
・改定版の規約・規定のホームページ掲載作業を1月初旬に終了した。
・ホームページ上のSNSは不具合があるため取り敢えず使用を停止し、LINEグループを作り
運用することを考えている。
・Googleワークスペースを利用したいが、使えない人もいるので講習会を検討している。
・記事投稿のカテゴリー仕分けの際「募集」「報告」等の区分記入漏れがまだ多いが様子見する。
(6)山行委員会(石橋)
▶支部山行報告
・12月定例「市道山・醍醐丸」12/16、参加者15名、担当/富永、2名足つりして下山遅延。
▶今後の支部山行
・1月定例「愛鷹山」1月13日(土)、参加12名、担当/山本、実施予定。
・2月定例「北横岳」2月10日(土)、参加14名、担当/齋藤、実施予定。
・2月定例「幕山」2月18日(日)、締切2/8、参加5名、担当/西中。
・3月定例「硫黄岳」3月2-3日(土日)、締切2/10、定員9名(小屋予約済)、担当/佐藤。
・1月平日「三ノ塔」1月25日(木)、参加12名、担当/中尾、実施予定。
・2月平日「興因寺山」2月15日(木)、締切1/31、参加7名、担当/副島
・3月平日「大福山」3月14日(木)、締切2/29、担当/副島
▶山行委員会育成山行
・2月3日(土)「天覧山」の岩場でトレーニング。
講師は東秀訓氏に依頼した。委員申込8名。講師費用は参加者負担とする。
・4月27日(土)「西上州・翠岩大岩」岩稜歩き山行の予定。詳細は作業班会議で決める。
▶2024年度支部山行計画策定について
・2024年4月~6月の山行計画の審議。6月磐梯山と6月生藤山はコース検討することになる。
▶次期委員長の選出は結論出ず。提案あれば委員長、副委員長へ意見を寄せることにした。
▶JAC熊野古道集中山行に委員会でパーティ編成して参加はできないと決議した。
(7)自然保護委員会(河野)
委員会が1月18日なので報告事項無し。
(8)安全対策委員会(石井)
・12月登山届12件受理。(支部山行5件・個人山行7件)
・支部主催事業等参加時に安全対策積立金100円の徴収廃止(2024年1月1日施行)を説明。
・今年度(2023年)安全登山講演会について報告。
講演会名:安全に登山を楽しむために-救助の現場から-
講師:長野県警山岳遭難救助隊隊長または副隊長 日時:2月29日(木)19:00~20:30
会場:立川市女性総合センター第3学習室 。募集は1/24版HP、ML に掲載。地域紙等に依頼。
・上級救命講習は、3月3日(日)、奥多摩消防署にて実施予定。募集は1/24版HP、ML に掲載。
・令和6年度安全対策委員会事業計画(案)について確認、承認
(9)奥多摩BC(中村)
・12月のBC利用は、宿泊0人/一時利用0人。
・BC大掃除は、12月24日(日)10時から参加委員7名。
・1月13日(土)「氏神様初詣と奥多摩BC開き」は参加者16名(うち委員11名、南氷川自治会から2名
初詣後13時からBC開き懇親会、美味しく楽しい時間を過ごし盛会に終わった。
・新入会委員 西村章氏(17166)
(10)登山教室PT(河野)
・第10期登山教室について
▶12月16日「冬の山歩き」講座開催。講師:宮崎紘一氏、受講生16名、スタッフ15名で実施。
▶12月23日(土)登山実習「笹尾根」、受講生14名、スタッフ14名で実施。チェックシートで報告
(代理:山内)。アイゼン着脱練習していない受講生、パーティ登山の基本の徹底は課題。
▶1月20日(土)登山実習「石割山」登山計画書案の検討をする。教室では初めての山なので下見
して計画書作成した。貸切バス利用でバス代6,000円とする。
▶2月17日(土)登山実習「入笠山」登山計画書案の検討をする。ゴンドラ往復1,800円、
スノーシュー貸出料1,500円(スタッフ自費)、バス代7,000円とする。
▶3月16-17日(土日)登山実習「三ツ峠山」は、山荘宿泊予約は他団体の先行予約があり
25名限定となる。宿泊費は9,500円。
・第11期初級登山教室について
▶2月初旬から定員一般20名で募集をかける。
▶支部会員の申し込みは、定員満たない場合は可とすることを提案。
▶カリキュラム日程変更。
講座「山と医療とトレーニング」は講師の都合で、5月8日(水)→5月9日(木)へ変更。
登山実習「御前山」は5月25日(土)、全国支部懇とダブるので→6月1日(土)へ変更。
登山実習「大岳山」は6月15日(土)→6月22日(土)に変更。
・その他
▶受講生用テキストの第2回打合わせを1月12日(金)実施した。
▶事務局:河野委員が事務局及びメンバー辞退の提示があった。事務局業務一覧補足し配布。
近藤と今後の登山教室について1月22日打合わせ予定、11期の件と併せて協議予定。
(11)野火止保全PT(河野幹事):
・定例作業:1月14日 8名参加。12月17日9名参加。落葉かき、ロープ柵点検調査実施。
・東京都からの消耗品等の納入があった。
(12)山岳古道PT(石井幹事):
・「日原秩父往還と奥多摩浅間みち」の報告書取りまとめ中。担当者にはその都度問い合わせる。
・「古甲州道」・・・・ “浅間尾根の道”と“大菩薩峠の道”の古道ルート踏査は終了。(大菩薩峠~
裂石間のログが未取得)、報告書原稿の提出要請。
・「武州御嶽山登拝道」は、①南御坂口ルート②北御坂口ルート踏査終了。③上養沢口ルートは1月に
踏査と地元御師へのヒアリング予定。“三山駈”と“氷川道”と“金毘羅尾根”は調査を継続。
・「鎌倉街道山の道」◎東京都側ルート『小沢BS→小沢峠→上成木→軍畑駅→梅の公園→馬引沢峠→
二つ塚処分場→狩宿→武蔵増子駅→駒繋石峠→戸沢峠→八王子市美山→JR高尾駅』とする。
・1月踏査予定『武蔵増子駅→狩宿→二ツ塚処分場→狩宿→北大久野川沿い→梅ケ峠→日向和田駅』
◎埼玉県側(基本)ルー『秩父神社→横瀬→根古谷→一の鳥居→妻坂峠→名郷→名栗→小沢峠』
地元公共団体(秩父市、飯能市など)へヒアリング実施を準備中(1月から順次予定)
・JAC熊野古道集中山行につて、多摩支部古道PTとしてできる支援業務を1月会議で協議予定。
3.協議事項
(1)2024年度事業計画について
・まだ1/3しか出ていない。総会資料をそれに基づいて作るので1/25までに提出すること。
(2)2024年度予算について
・(柏木)→2024年1月5日試案の収支計算書の提示。収入は前年比+48500円、支出は
事務局と中級登山教室の予算が計上されてトータル+98500円となるものを承認する。
→上記1月5日試案を基に、本部に関連予算書を提出する。
→2023年度予算消化していない委員会は、領収書の提出期限を2月中とする。
4.東京多摩支部を東京支部にする構想について…本部から永田副会長、松田理事、平川理事の参加。
【提示と提案(要請)】
▶首都圏(都区部)の新入会者がすぐに退会してしまう。2020~2022年の3年間の退会率が6.0。
※28人入会して167人が退会しているという数字。JAC平均1.5(例10人入会15人退会)
▶首都圏会員は活動の場が同好会や本部委員会しかないため、そこに入らない場合他の会員との交
流や山行の機会がなく、結果として退会の選択をしてしまう傾向がある。
▶退会者を減らし会員増をはかることが今後のJACの課題である中、首都圏会員の止まり木、
活動の場所として多摩支部のエリアを東京都区部に広げ、2025年度 までに東京支部に
なることを検討してほしい。
▶新たに東京支部を一から設立するには、適任の人材発掘、体制作りが必要でハードルが高い。
また東京都に多摩支部と都区内の二つの支部では棲み分けがしにくい。
などから多摩支部→東京支部への拡張を検討してほしい。多摩支部行事の対象を東京都全体に拡げ、
東京全体を対象とした山行と登山教室などを計画・運営してほしい。
▶多摩支部の負担増については、関東圏の神奈川支部、埼玉支部、千葉支部が支援をする(以下)。
➀山行計画増の対策として上記の支部よりリーダー派遣する。
②登山教室は立川と市ヶ谷の2拠点で開講し運営する。
【質疑応答】
・(西山)→首都圏会員入会後の会員に対する施策を講じてなかったのか?
→(永田副会長) 今までは同好会・本部委員会などでの活動を推奨してきた。
・(村岡)→説明をきいていて、多摩支部には新入会のシニア会員を斡旋、若年会員は
ユースに斡旋と解釈していいか。
→(松田理事)それでいい。
・(竹中)→多摩支部設立時には今の70~80歳台が壮年だったので活力もあったが今は昔。
多摩支部の中にも東京区部や他県の会員もいて、市ヶ谷での活動に利便性がある会員もいるが一部。
・(石井)→東京多摩支部も会員の高齢化がすすんでおり、世代交代も中間の世代が不足して
課題が多い中、東京支部に拡張するには人材不足は否めない。また多摩支部では低山を歩く会
などに最近は参加が集中している。支部活動は多摩の地域でやることでつながりが希薄にならない。
東京支部新設立は多摩支部と切り離して検討することをお勧めする。
・(清水)→次年度は山行委員の辞退が5人以上いる。現場は支部の定例・平日山行を幾つも
掛け持ちしながら回している状況。本部は多摩支部に力があるというが余力はないと感じている。
→(松田理事)困っていることが具体的にわからない。
→(近藤幹事長)本部が主体となって多摩支部会員にアンケートを実施するべきだ。
・(柏木)→首都圏会員を周辺の各支部で吸収する方策はどうだろうか。
たとえば千葉に近い東京区部の会員は千葉支部へ、埼玉に近い会員は埼玉支部へ、神奈川へ近い会員は
神奈川支部へ編入するのが労力も少なく、負担の偏りもないと考える。東京千葉支部、東京埼玉支部、
東京神奈川支部などと呼称してもいいと考える。
・(近藤)→柏木幹事の案が現実的だと思う。多摩支部は300人の会員を抱えており円滑な
運営をするにはぎりぎり適正な人数と考えている。現体制は300人に対応している組織であり、
数が増えると組織体制も変わりシステム構築の必要性がある。マンパワー不足で多摩支部の
運営も疲弊し、拡張によりサービス(活動提供)の低下が起こることも考えられる。
→(松田理事)ひとまずご意見は聞かせてもらった。今後も首都圏会員の退会減の施策を検討
してほしい。いい案があったら提示願う。
5.監事コメント:(竹中監事)
2024年度事業計画にもとづいて活発に活動していただき支部活性化を期待する。
先日の能登地震が山中でおきたらどうなるのか不安だ。