(報告)第11期登山教室「三頭山」ー ミソサザイのさえずり響く春山 —

日 時  2024年4月20日(土)

天 気  晴れ

参加者  35名/受講生18名、スタッフ17名

 〔A班〕班L山内、班SL浅野、川榮、齊藤、高原、寺倉、藤井、谷貝、SP大井、 SP小澤(拓)、総括L宮崎
〔B班〕班L皆川、班SL高岡、内田、木谷、藤原、ボシエール、水内、毛利、SP宮崎(順)、SP中島、SP宮田、山行L村岡、
〔C班〕班L広瀬、班SL清水(節)、足立、小野、小原、田邊、三田、渡辺(郷)、SP岩本、SP片野、SP中山、講師近藤

行 程

7:10立川=8:40〜9:00都民の森駐車場→9:15〜55森林館→10:20〜30三頭大滝→11:55ムシカリ峠→12:00〜30三頭山避難小屋→12:55〜13:15三頭山→ムシカリ峠→14:15〜25テラス→15:15〜30森林館→16:00都民の森駐車場=17:50立川

記 録

 第11期登山教室の受講生は20名。4月3日「山の歩き方講座」、10日「登山装備講座」をへて、第1回目の登山実習「三頭山」を実施した。

 立川から貸切バスに乗車し、都民の森に向かった。檜原村に近づくと萌黄色の樹木の中に山桜が咲いていてモザイクのような華やかな春山の姿が目を楽しませてくれた。都民の森の森林館前で出発前のミーティングをした。初心者を対象とした教室であるため、靴の履き方、ザックの背負い方を一人一人確認してから出発する。

 三頭大滝まではウッドチップの遊歩道。途中に鹿よけのゲートが設置されていた。前日に雨が降ったせいか滝の水量は多めで見応えがあった。大滝休憩所の先の分岐を右に進む。ここからムシカリ峠まで約370mをゆっくり登っていく。「歩幅を小さく、浮石に注意」などとスタッフの声がかかる。気温は20度程度。風はなく穏やかな陽気。途中のテラスで休憩し、水分や栄養補給をする。ムシカリ峠の手前のトラバースは道幅が狭く、足場の安定しない場所がある。各班のLやSLがすれ違いや追い越しの登山者を気遣いながら連絡を取り合う。「すれ違うときは山側に寄りザックを山側に向ける」などの声かけがされていた。

 ムシカリ峠の先の三頭山避難小屋で、春霞の中にうっすら浮かぶ富士山を眺めながら昼食。初めての山行だが受講生同士和やかに談笑していた。

 三頭山西峰で記念撮影。靴紐を確認するよう促してから下山開始。登ってきた道を下る。同じ道でも登りと下りでは登山道の印象は異なる。下りの方がより歩きにくいと感じながら慎重に足を運び、テラスで一息入れた。ここまで来れば一安心だが、次の大滝休憩所まで“魔の時間帯”の注意喚起をし、予定通り無事に下山した。

 「ザックや靴を正しく身につけることで楽に歩けると気づいた」と言う受講生が複数名いたのは、とても嬉しいことであった。                                                  (文・写真/村岡庸こ)

都民の森、森林館へ向かう

三頭大滝

また会えたね

三頭山西峰にて

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