~のびやかな笹尾根へ~
【日時】
2024年6月13日(木)
【天候】
曇り時々晴れ
【参加者】
L上原、SL鬼村、小河、金山、川島、菊川、土橋(7名)
【行程】
8:36上野原駅(バス)=9:00井戸
9:10井戸→9:35軍刀利神社→11:05三国山→11:10生藤山11:45→11:55三国山→12:30熊倉山→13:50浅間峠→14:50上川乗バス停下山
15:05上川乗=15:48武蔵五日市駅解散
【記録】
今年は梅雨入りが遅れているのでお天気の心配は無く薄曇りで気温も予報ほどは上がらなかった。バス出発まで時間があったので、自己紹介と体操を先に済ませた。久しぶりの山行、腰痛、膝痛など皆さん体の不調と相談しながらの参加が多かったのでなるべくゆっくりペースで歩くことにする。井戸のバス停から富士山が見えたのでまずは写真タイム。軍刀利(ぐんだり)神社の鳥居来をくぐり神秘的な雰囲気の階段を登ると拝殿とその横に御祭神「日本武尊」の東征に由来する大きな刀がある。横を回り登山道に入る。奥の院には天然記念物大桂と言う名にふさわしい巨大な桂の木に圧倒される。静かな整備された道だが斜度がそこそこあるので汗が噴き出してくる。そんな中小さな花達が現れると植物に詳しい小河さんが花の名前や薬草としての効能を教えてくれるので気分が変わってつらい道も楽しくなった。稜線にでて三国峠に向かう所ではコアジサイが辺り一杯に咲いていて可憐な花に癒やされた。生藤山の直前は短いがかなりの急登だ。頂上は残念ながら見通しが良くないが暑い中登ったので満足感はある。昼食を摂り三国峠に戻り浅間峠まで長い笹尾根を歩く。軍刀利神社元社では曇り模様の中、富士山が見え日本画のような風景を楽しんだ。カエデやミズナラ、アブラチャン、マタタビ等の木々の間を笹尾根の道がありノイバラやツツジ、ガマズミの花を見ながら歩くのは気持ちが良い。途中マウンテンバイクで走る方にも会った。いろいろなスタイルが可能な道だ。アップウダウンを繰り返し漸く浅間尾根へ到着する。足の調子が今ひとつのメンバーもいたが皆「あとは下山だね。」とほっと一息。下りでは大木に巻き付いた締め殺し?状態の藤つるやら受粉の時期にだけ葉が白くなるマタタビの話を聞いたりととても勉強になり癒やしを感じる良い山行となった。時間通りに下山し夏に向かう暑さも感じながら充実した1日を過ごすことが出来、楽しく一緒に歩いたメンバーに感謝です。
文:上原/写真:上原、小河、菊池