報告)正月に上野原の八重山から能岳へ歩く

[日 時]2023年1月24日(水)

[天 候] 曇り

[参加者]6名/本田、L石塚、SL小清水、田中(清)、富澤、松田

[行 程]

上野原駅バス停9:41=9:55大堀→八重山登山口10:20→八重山山頂直登路・展望台分岐11:40→12:00八重山の歌碑(昼食)12:30→12:50八重山山頂13:00→13:30能岳13:40→虎丸山分岐→14:05桑原峠14:15→14:30車道出合(下山口)→14:40新井バス停15:19=15:35上野原駅

[記録]

正月だから富士山を眺めようと、上野原の北部にある里山の八重山に出かけた。バス停からすぐの上野原中学校の向かい側にある登山口から10分ほどで分岐を過ぎて右の登りを行くと、尾根道に出る。陽だまりで一服する。登山口からここまで、山道の両側に、多くの草花の名前を書いた札が立っている。上野原小学校の生徒たちが、道を整備し、キンラン、ギンラン、エビネなどの草花を保護し、名札を立てているのだそうだ。花の頃にまた来たいね、と言いながら登ると、八重山山頂への道と展望台への分岐で、展望台に上らずに、うっかり八重山への直登の道を行ったため、八重山の歌碑(八重さんの碑)のそばで昼食にした。昭和の初め、水越八重さんが町と上野原小学校にこの山を寄付したことで八重山と呼ばれるようになった。

昼食後、急な山道を下りまた登り返すとすぐに小さな東屋がある山頂に着く。八重山山頂

(530.7m)の標識の向こうに見えるはずの富士山が、この日は曇って見えない。すぐに、能岳に向かう。年末で90歳になったばかりの本多さんを先頭に、いったん下って急な登りをゆっくりゆっくり上る途中で向こうから下ってきた地元の人だという男女の登山者と数分立ち話をする。

能岳(向風山、542.7m)の山頂からも、富士山は見えないので、一休みして下山にかかる。登ってきた道を5分ほど、虎丸山への分岐まで戻ってから、緩やかな、落ち葉でふわふわの道を下った。途中、左に虎丸山(2022年寅年で人気があった)に上る道を見送ってさらに下ると下山口だ。この日はみんな快調で予定よりも30分以上早く新井バス停に着いた。

バス停から丸い要害山が見える。男性ばかり6人での静かな正月山行だった。(文・写真/石塚嘉一)

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