報告)第10回 三ッ峠アツモリソウ保護活動 3年ぶりに実施

日  時

2022年06月19日(日)~20日(月)

天  候

両日とも晴れときどき曇り

参加者

河野(L)、岡(幹事)、小河(S幹事)、岡田、小野(本部)清登(埼玉)、菅野(浅)、

菅野(玲)*、高岡*、野口*、村上、吉川、吉田、 計13名(*印は日帰り)

日  程

1日目 登山口(10:40)→(12:20)三ッ峠山荘(13:10)・説明・作業・(15:50)

日帰組み:山頂付近散策後山荘発(17:00)→(18:20)登山口(解散)

2日目 宿泊組全員 山頂付近散策(6:00~7:15)‥山荘発(8:30)→(13:20)寿駅(解散)

記  録

2011年から実施してきたこの活動、第10回目がコロナ禍のため2回中止となり、今回やっと3年ぶりに実現できました。参加者13名の内8名が初参加者でした。10回目という節目に当たり、以前に中村さんからいただいた、①アツモリソウが増殖する仕組みなどの基礎知識の解説資料と、②増殖を妨げる要素(シカの食害、盗掘,テンニンソウ、ササなどの植生管理など)との闘い、有知識者との対策検討、行政やボランティアへの働きかけなどの苦闘の歴史が書かれた資料を事前配布し参加者の関心を高めてもらいました。毎年、満開の時期にこの花を見せていただき、作業は1時間足らずでいつもあまり貢献できていないという後ろめたさを抱いています。

参加者の感想は、特に初めて参加された方々は、アツモリソウと出会って、その可憐な姿や、子孫を残すたくみな仕組みに感動し、絶滅危惧種からの回復の対策を長年続けてこられた山荘主の中村様をはじめ関係者のご苦労に敬意を表し、少しでもその活動のお手伝いをしたいという気持ちを強めました。一方、始めから参加している老兵達もいつまでも元気でこの活動に関与し続けたいという意を強くしました。

登山を通じて自然から数々の恩恵を受けている方々、是非その恩返しの一端としてこの活動に参加してみませんか! そしてこの達成感を味わった方は、きっと登山でまた新しい喜びが発見できるのでは! (文/岡、写真/河野)

①三ッ峠山荘前にて

②大株のアツモリソウ

③除草作業開始

④山頂にて(2日目早朝)

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