【報告】第11期登山教室 八子ヶ峰 ―八ヶ岳の好展望地で山座同定―

【日 時】

2024年7月20日(土)天候 曇り一時小雨のち晴れ

 

【参加者】

30名(受講生18名、スタッフ12名)/山行L内藤

〔A班〕L皆川、SL吉田(博)、SP高岡、SP中島、三田、水内、ボシエール、田所、高原、木谷、

〔B班〕L中村(敦)、SL浅野、SP岩本、谷貝、毛利、藤井、齊藤、小野、足立

〔C班〕L村岡、SL辻、講師宮崎(紘)、SP中山、藤原、寺倉、田邊、曾木、小原、内田

 

【行 程】

7:10立川(貸切バス)=10:25~55プール平=→11:10親湯→13:00~30 1811m地点→14:05~35八子ヶ峰東峰→15:10八子ヶ峰西峰→16:15~35八子ヶ峰公園(貸切バス)=20:10立川(解散)

 

【記 録】

11期として初めての奥多摩外への山行。班替えも行い、新鮮な気持ちで立川を出発した。渋滞による遅れに加えて霧雨も降り出し、不安な出だし。それでも今回の教室目標“地図読み”の現在地確認をしっかりやってから出発。親湯から標高差500mの登り。要所要所で地図読みしながら、2時間で1811m地点まで登りきった。ここで昼食を取って、少し進むと樹林帯を抜けて草原の稜線歩きになった。前方にはヒュッテ・アルビレオの赤い三角屋根。天気は回復傾向。周りを取り囲む山々が見えてくると、奥多摩とは異なる風景に、受講生から歓声が上がった。休業中のアルビレオを通過して八子ヶ峰東峰に到着。ここで宮崎講師による山座同定の講習を行った。広々とした野原の真ん中での講習は爽快。技術より前に「良く地図を見て山塊ごとの山の名前と配置を頭に入れること」「山行では見えた山の形や大きさを覚えること」が大切との話に納得。山頂部は雲に隠れているが、東面を北から南へと蓼科山、北八ヶ岳、南八ヶ岳、南アルプスの峰々が並び、西面には霧ヶ峰。圧巻のパノラマだ。集合写真を撮ってから西峰へと向かう。西峰では質素な山頂標識を確認して、蓼科山をバックに集合写真。さらに西へと稜線をたどる。右手に女神湖、彼方には浅間山も見える。前方に白樺湖が見えてくればゴールは近い。最後に正面に霧ヶ峰を眺めながらスキーゲレンデの斜面を下って八子ヶ峰公園に到着。計画より40分遅れとなったが、天気が回復して講習の時間も十分に取ることができ、充実した登山教室になった。                              (文/内藤誠之郎、写真/辻正人、内藤誠之郎)

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