報告)野火止だより15号

野火止保全活動PT(通称:野火止保全林の会)活動報告

3月に入り急に夏日になり一気に春の花が咲きだした。白いコブシの花が満開となる。良く見ると林内には2m位のコブシも白い花で7~8本確認できた。その他に小さなピンクの花を咲かせたウグイスカグラやシュンランも咲きだしている。小さな水色の花だがオオイヌノフグリは満開だ。いよいよ春本番。今年初めてのモンキチョウにも出会えた。

コブシ

ウグイスカグラ

シュンラン

オオイヌノフグリ

 

 

 

 

 

3月9日(日) 野鳥観察および定例作業 晴れ 参加者7名

定例作業前に今回も野鳥観察を薬用植物園で実施した。里中講師が若干遅れたので植物観察ができた。セツブンソウ、セリバオウレン、サンシュユ、ハクバイ、コウバイなどを観察した。野鳥は、カルガモ、シジュウカラ、オナガ、ムクドリ、ヒヨドリなどを観察した。その後、保全地域に行き枯枝の収集をした。また、近頃夕方ごろに中高生がBB弾遊びで林に基地らしきものを構築していたのでその撤去をした。

カルガモ

シジュウカラ

シジュウカラ

オナガ

ヒヨドリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月25日(水) 定例作業 晴れ 参加者5名

前回ロープ柵補修で木杭のやり残した添え木とロープ張りを実施した。また、擬木ロープ柵も補修をした。傾いた擬木補修には、伐採木の枝を切ったものを叩き込んだ手法を取り入れた。このように現場で工夫をすることが楽しい限りである。これでロープ柵の補修作業は完了した。お疲れ様でした。林内の枯枝の収集をしたが、やり残しは次回までに終わらせたい。

杭打ち作業

固定された支柱

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

野鳥用水場

野鳥観察用に水場を仮設置してみたが、動物らしき足跡が周辺にあった。

仮設置は陽当たりが良いので水の蒸発があり水の補充が必要になった。また、通路に近いのでいたずらなどの恐れがあり場所移動の検討が必要のようだ。

 

 

小動物のいたずら

 

 

小動物のいたずら?

収納してあった枯枝収集用リヤカーの上で発見!

ドングリの食べかすと野ネズミらしきものの小さな糞が7個

この林内で小動物が生息しているようです

生物多様性に配慮した保全林づくり・・・楽しみが増えました

 

 

 

これからは、会員向け春の観察会(4月19日(土))や希少植物(キンラン、ギンランなど)の個体調査、枯枝のチップ化など作業が目白押しだ。

 

 

☆野火止保全林の会問合せ先:河野悠二

kyuuji@mwd.biglobe.ne.jp

野火止保全地域の活動や野火止だよりおよび入会に関するお問い合わせにご利用ください。

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