日 時 2022年5月14日(土)〜15日(日)
場 所 京王高尾山口駅前広場「特設会場」
報 告
5月14日、15日に高尾山口駅前広場にて開催された京王電鉄主催のイベントに出店した。東京多摩支部としては昨年度の「山*フェス」に続く広報活動である。
本イベントは京王関連施設への誘客、認知拡大を目的としたもので、登山関係の物品販売だけでなく安全登山への周知を図ることもテーマにあり、日本山岳救助機構(JRO)やココヘリも参加していた。
今回は支部総会と日程が重なることから、会報広報委員会が中心となり準備運営を担うことになった。支部紹介の小サイズのパネルを展示し勧誘・入会案内を行うほか、多摩百山の紹介、夏山登山のトラブル相談として、足攣り・熱中症対策などに関する閲覧資料を作った。手作りの展示コーナーで他団体との完成度の違いが不安であった。初日は雨の影響で登山客の出足が悪かったが、2日目は80名を越える来客があった。足攣りに関する相談をしてこられた方がいたり、多摩百山の冊子を眺めたり、支部活動の写真に足を止めてくれる方がいたりして、自然と会話が弾み希望する方には入会案内(本部)のパンフレットや会報たまを渡すことができた。今日までに入会希望者が1名あり、今後も期待される。
高尾山口駅を利用する登山客のスタイルは様々で、山岳会の入会に繋がるような層は少なかったが、山の歩き方や楽しみ方(コース選び)を知らずに山を歩いている人が一定数いると感じた。そういう方たちにとって、今回展示した「膝の痛み対策や多摩百山のコース紹介」などは安全登山を啓蒙する上でも意味があったと感じた。
今回のイベントを担当して、多摩支部として広報活動をする意味を実感すると同時に、勧誘資料や体制を整える必要があると感じた。
(文/村岡、写真/嶋田、村岡)