報告)11月定例山行「大室山」

11月定例山行「大室山」

日時

2021年11月13日(土)

行程

富士急行線都留市駅 7:20(タクシー)=7:55 道志登山口8:15→10:45加入道山10:50→11:15前大室→12:30大室山13:05→14:10前大室→14:35加入道山14:40→16:25登山口(解散)

16:30(タクシー)=大月駅17:30

参加者

齊藤(L)、山下、佐野、太田、山本、小野、鬼村、中尾(SL) 計8名

記録

齊藤・太田・佐野・山本

写真

齊藤

内容

2016年の定例山行では、季節外れの降雪で山頂を踏めなかったというリベンジの想いを受け、「道志山塊からの富士を眺めに」と再度、同時期の山行にチャレンジした。

緊急事態宣言解除後の二回目の定例山行、密を避けミニバンのタクシーを手配し、登山口に向う。先月の平日山行「今倉山」の登山口の道坂峠を過ぎ、道志川を越え、登山口に着く。集合時間に間に合わなく、車での参加の2名が待っていた。 北面から向かう加入道山方向を見上げると雲一つない青の晴天、顔合わせのミーティングをしながらもワクワクが止まらない。早々に登山開始した。

鹿戸を2カ所越え、東屋で一息、水場を見ながら左に巻くと、この辺りから急斜が始まるが、黄色やオレンジに輝く紅葉に励まされる。尾根上り、針葉樹林帯の巻きを繰り返すとやがて右手後ろに富士山が見えてくる。足場は、大理石の採石場跡が近く、ザレた石が多くなり稜線直下の崩落場所に着く。フィックスロープに誘導されるように慎重にステップを上げると15分程で、加入道山と白石峠を結ぶ稜線に着いた。向きを北に変え進むと避難小屋のある加入道山に到着した。

稜線からの富士・南アルプス方面

稜線からの富士・南アルプス方面

加入道山では、個人山行で西丹沢縦走をしていた山行委員の佐藤氏・石橋氏が出迎えてくれるサプライズ。話も弾むが、総勢10名で大室山まで目指すことになった。

その稜線を歩きながら見える北側の山々、関東平野、その向こうには日光連山の山々、その景色に心も躍る。前大室を越え、破風口まで下ると再び見上げる程の登り返し、丹沢特有の整備された木段や短い梯子をゆっくり登る。背後を振り向くと~大きく美しい富士が後ろから後押ししてくれていた。荒れたブナ林を過ぎ、西の肩を通過、やがて山頂に到着。無風で気温は3℃。遅めの昼食を取った。記念写真を撮り、西の肩で個人山行のお二人を見送り、来た行程を戻る。

下りは、富士山を見ながらの歩行、途中足を止め、しばし山座同定。箱根方面の先、遥か駿河湾がキラキラと黄金に輝いていた。往路とまた違う眺望に感動しながらも、下りの歩は早く、加入道山からのザレ場に注意しながら、日没前に登山口に下山、明るいうちの解散となった。

下りのビューポイントをバックに

下りのビューポイントをバックに

高尾方面からの富士隠しの「大室山」は、深い登山口から取り付く山であったが、どっしりと丹沢を包み込んでいて海も臨めるとても魅力ある山であった。

 

 

 

 

感想①

ちらほほらと木々の間に紅葉を楽しみながらのおだやかな登り、後ろに富士山が見えると「いいね!」以外の言葉はありません。

加入道山~大室山の稜線から白く輝く富士山はもちろん、金色の駿河湾がはっきりと遠望できたことは感激でした。「道志山塊からの富士を眺めに」のキャッチフレーズ通りの素晴らしい展望に大満足、天気も穏やかで風もなく絶好のハイキング日和で楽しい1日を過ごすことができました。

(太田雄三)

感想②

大室山が丹沢山塊と聞き、山梨県の山なのにと不思議さを感じたが、

広域地図を眺めると山梨県と神奈川県の県境にある。大室山頂から南東に向かえば丹沢山と塔ノ岳が直線距離で10kmほどの距離にある。

朝礼、準備体操の後、登山開始。あずまやまでは緩やかな登山道だが、そこから徐々に高度を上げ、尾根に登ると富士山が大きく見ることが出来た。しばらく、富士山を見ながらの登山となるが、大理石の採石場跡までは比較的急な坂が続く。加入道山から大室山は、緩やかな尾根歩きを楽しみ、メンバー間の会話も弾む。いよいよ大室山と言う手前で、本日最高の富士山を眺めながら登頂。山頂にて昼食をとり、少し長めのお昼休憩に。また富士山をながめつつ、好天を楽しみながら下山。ほぼ予定通りに下山でき、終礼を行った後に、タクシーで大月駅へ。

登山時間が大よそ8時間と言う事で、帰りのタクシーの車中では眠気に負けてしまうメンバーも。朝は寒さを厳しく感じたが、太陽が昇り切ったあたりから天候も良く、非常に気候に恵まれた山行であった。

(佐野豪昭)

感想③

紅葉は麓までおりてきていて、黄や赤に色付いている森の中を気持ちよく歩けました。富士山や南アルプスが朝から午後までくっきり見え続けていたことは感動的で、ずっと眺めていたい位でした。海が見えるのも丹沢の山の好きな所です。加入道山と大室山の間の絶景ルートはお気に入りになりました。途中、歩き方や注意すべきポイントも教わり、勉強になりました。山がまた好きになった一日!ありがとうございました。

(山本曜子)

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