[報告」第12期初級登山教室 第2回講座「登山装備全般」

日   時

2025年4月9日(水) 18:30~20:30

場   所

オープンイノベーションフィールド国分寺 4階 第2セミナー室

参 加 者

講師およびスタッフ18名    受講生22名

報   告

2回目の講座は受講生にとって関心の高い「登山装備」についてだ。自分の時を振り返ってみても、全くの初心者には多岐にわたる選択肢の中からどんな道具をどういう基準で揃えたらよいのか全く分からない。
受講生からはしっかり聞こうという意気込みが伝わってくる。
昨年に続き今年も日本山岳ガイド協会の認定山岳ガイドであり、好日山荘池袋西口店勤務の高野 優氏をお迎えし、基本装備についてお話をしていただいた。
受講生は前回の講座で購入した「登山教室テキスト」を手元に置き、該当するページを眺めつつ、同時に高野氏が持参されたスライドも見ながら真剣な表情で話を聞いていた。
山に登るには、まず安全登山に必要な知識が必要であること、次に登山装備が重要なアイテムであるという話から本題に入った。そして特に重要な①登山靴②バックパック③ウエア④その他アイテムについての説明が順になされる。
どんな山を登るかによって靴の選び方、バックパックの大きさも違ってくる。そして正しく装着をすることが大切だ。そのコツについて分かり易いスライドが準備されており、翌週の三頭山での装備装着確認の際には大いに役立つと思った。次にウエアリングの大切さと難しさ。登る山の高度、その日の気候、自分の体調などを考慮して多すぎず少なすぎず準備しなければならない。その他、ヘッドランプ、水筒、地図とコンパス、トレッキングポールの説明があった。10分の休憩の間にはみんなが一斉に道具の周りに集まり、展示してある道具を実際に手に取りながら、高野講師やスタッフに話を聞いていた。またその後の質問タイムでは、用具のアフターケアのことを中心に多数質問があがった。

講座に続き、4/19に予定されている第1回実習山行「三頭山」について山行リーダーから登山計画書、グループ編成表、地図が配布される。かなり気温が高くなる予報のため水やスポーツドリンクを多めに準備すること、登山計画書を家族にも渡してくることなどいくつかの注意事項の説明があった。
そして最後に進行役より靴下の重要性や行動食、山でのごみは自分で持ち帰ること、保険の話があった。
最初の山行が受講生にとって思い出深い、楽しい体験になるように願う。

文・写真 菊地美奈子

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました