日時:3月27日(木)
場所:八王子市 片倉城址公園
参加者:応募会員/富澤・小泉 委員/河野・岡田・小河・村上・廣田 計7名
報告
日本山岳会の会員を対象にして、下見の打ち合わせを兼ねて開催。
先ずは、ミズバショウ、まだ蕾のフデリンドウ、
意外に近くに咲いていたカイコバイモを見た。
今まで気づかなかったラクウショウの気根を参加者から教えていただいた。
花が咲くために葉で光合成している段階のヒメザゼンソウ、キツネノカミソリ、カンゾウなどを説明した。例年より遅めに咲いている鮮やかな色合いのユキワリソウが綺麗でした。
タカオスミレが一輪咲いていた。
カタクリの花は全体的に5分咲きぐらいで咲いていた。まだ種の殻を付けているメネギ状のカタクリがあった。今年、実生したばかりで、これから約7年を経て花を咲かせる仕組みを紹介し、とても感激された。
「つどいの森」に行く途中で去年はなかったコゴメイヌノフグリが咲いていた。
雑木林のタマノカンアオイ、ランヨウアオイは、まだ堅い蕾でした。オオシマザクラなどはほんの数輪程度の咲き具合でした。コブシは満開でした。
二の丸広場ではソメイヨシノがほんの数輪しか咲いていない。足元にはキランソウが咲き、ミツバアケビには雄花と雌花がたくさん付いていた。
住吉神社のムサシアブミやレンプクソウはまだ芽生えてもいません。
セツブンソウは実が付いていた。
フタバアオイの花はまだ蕾で、初々しい葉が確認できた。
ヤマルリソウはロゼット状に葉を広げて綺麗なブルーで咲いていた。
いこいの広場にはシダレザクラが咲き始め、いつも足元に咲いているムラサキサギゴケ、サギゴケを確認した。
他にはキブシ、ダンコウバイ、アブラチャン、ニリンソウ、ヒュウガミズキ、ヒメリュキンカ、ミツバツチグリ、コクサギ、セントウソウ、タチツボスミレ、ノゲシ、アセビ等。
当日資料は、八王子市で出しているネットから説明と地図、手書きの花の配置図でした。
なお、4月3日(木)の一般公募の観察会は応募者が多かったが、天気予報が悪く、連日の雨で足元が良くないことが予測され、参加者の安全を考慮して中止とした。
文/写真 小河今朝美