報告)第9期登山教室 ー大岳山-奥多摩三山を踏破してー

【日時】

2022年6月18日(土)

【天候】

曇り

【参加者】

28名(受講生 17名、スタッフ 11名)/総括L宮崎、〔A班〕班L中原、班SL広瀬、大井、柏木、風村、加藤、高木、中島、中村(岳)、中村(智)、西尾、山行L村岡、SP小澤、SP菊地、〔B班〕班L中村(敦)、班SL山内、麻生、岩本、大川内、大澤、城森、中山、宮田、八木、総括SL河野、SP嶋田、SP皆川

【行程】

7:00立川北口公園集合、7:20出発(貸切バス)=8:15御岳登山鉄道滝本駅着=8:50〜9:20御岳山駅→9:40〜50御岳神社→10:50芥場峠→11:45〜12:15大岳山荘前(昼食、現地講座)→12:45〜13:00大岳山→14:20芥場峠→15:30御岳神社→15:50〜16:20御岳山駅前広場(体操、ミーティング)=16:40滝本駅=18:00立川

【記録】

3回目の登山実習は大岳山であった。今回で奥多摩三山を全て踏破することになる。御岳登山鉄道滝本駅に予定より早く到着し、ケーブルカーで御岳駅へ。

広場でミーティング、体操し出発。午後3時過ぎから降雨の予報だったが、登山客はそれなりにいる。ビジターセンター手前の樹林帯で人が集まっていた。斜面の下を見るとカモシカが草を食んでいた。御岳神社入り口で現在地を確認する。喜ばしいことに、ほとんどの受講生が国土地理院地図を印刷して行先のコースを読もうとしていた。
奥の院の分岐を経て東屋で休憩。数日前の雨で山全体が水を含んでいるためか所々が濡れて滑りやすくなっている。大岳山荘までは濡れた木の根や岩場が続き気の抜けない道が続く。前を歩くスタッフの歩き方をよく見るよう声をかける。鎖場の通過では、鎖の一区間は一人ずつと注意を促した。

昼食後、大岳山荘前の岩を利用して、岩場の歩き方の講習を行った。中原班Lより急な斜面を登るときに大切な「三点支持」の説明とデモンストレーションをしてもらい,皆、興味津々の面持ちであった。三点支持の歩行は登りだけでなく急な下りでも行うとよいことなどを学んだ。

ここから傾斜が急になり、大きな岩が出てくる。受講生たちは三点支持を意識しながら「右手、右足・・」と唱えながら進んでいた。大岳山頂では予想通り富士山の姿は拝めなかったが,受講生たちは地図を広げて山座同定をしたり,写真を撮ったりしていた。

復路は往路を戻る。先ほど苦労して登った岩場をもっと苦労して下る。「どこに足をおいたらいいのか迷う」と話していた受講生の目が輝いていたのが印象的だった。

帰路も,御岳神社の鳥居近くで別のカモシカに遭遇した。

(文/村岡庸こ、写真/ 皆川・中原・小島 )

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